荻島 弘一の記事一覧
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「今は、レースをすることが楽しい」 涙から8か月、代表入りの池江璃花子が解き放たれた呪縛
2025.03.21競泳の日本選手権は20日、東京アクアティクスセンターで開幕し、池江璃花子(24=横浜ゴム)が7月の世界選手権(シンガポール)代表キップを手にした。女子100メートルバタフライ予選2位通過の池江は、決勝でも57秒53の2位で派遣標準記録を突破。57秒04で優勝した平井瑞希(18=アリーナつきみ野SC)とともに代表に内定した。
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「駅伝も変わらなければ歴史に埋もれていく」 日本独自ゆえの警鐘、廃止トレンドの「大学VS実業団」は持続可能か
2025.03.20「実業団と大学のドリームマッチ」。16日に大阪で行われた「ACN EXPO EKIDEN 2025」(エキスポ駅伝)は、そんな大会だった。正月のニューイヤー駅伝と箱根駅伝の上位チームが「日本一」を争い、大阪・関西万博の機運を盛り上げるのが目的だった。
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「学生とは違う、プロ意識を持って」 VS大学で必要だった完全V、トヨタ自動車に実業団のプライド
2025.03.17「絶対に負けられない戦い」がそこにあった。実業団と大学が初めて対戦した「ACN EXPO EKIDEN2025」(エキスポ駅伝)が16日、1970年大阪万博開催地の万博記念公園から2025年大阪・関西万博会場の夢洲までの7区間54.5キロで行われ、トヨタ自動車が2時間32分48秒で優勝。「実業団のプライド」で1区からトップを譲らない圧倒的な強さで「日本一」に輝いた。
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無冠の「スター軍団」が悲願のリーグ制覇へ首位ターン 13戦無敗のジークスター東京が示した覚悟
2025.02.22ハンドボールのジークスター東京が、リーグH優勝に向けてレギュラーシーズンを首位で折り返した。前節まで10勝2分けで無敗を続けるジークスターは22日、アウェーで日本リーグ4連覇中の豊田合成ブルーファルコン名古屋と対戦。「絶対王者」に34-29と快勝して勝ち点を24とし、2位ブレイヴキングス刈谷に3点差をつけて悲願のリーグ制覇へ一歩前進した。豊田合成は勝ち点20で4位に後退。
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報道陣激減、ロス五輪は非実施でも…「ブレイキンは変わらない」と言い切った意味 復活のカギは“ポスト・バッハ”
2025.02.20ブレイキンの全日本選手権が15、16日に東京・渋谷のNHKホールで行われた。パリ五輪での実施が確実になった後の19年11月に第1回が行われ、これが6回目。次回28年ロサンゼルス五輪では実施されないことが決まっているため、初の「五輪を控えない全日本」だった。
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初の首都圏開催でチケット完売、協賛企業も倍増した日本選手権 カーリング界の「大冒険」が成功した3つの要因
2025.02.11カーリングの日本選手権が9日まで神奈川・横浜BUNTAIで行われ、女子はフォルティウスが3年ぶり3回目、男子はSC軽井沢クラブが2年ぶり11回目の優勝を果たした。ともに9月に行われる五輪日本代表候補決定戦に進んだ。初めてとなる首都圏開催となったが、「氷」「観客」「資金」の3つの課題をクリアし、大会実行委員長の酒巻智氏も「成功と言っていい」と振り返った。(取材・文=荻島 弘一)
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「40歳だけどカーリングはこれから」 激闘の日本選手権、男女ともにベテランが“新旧交代”阻む
2025.02.10カーリングの日本選手権が9日まで神奈川・横浜BUNTAIで行われ、女子はフォルティウスが3年ぶり3回目、男子はSC軽井沢クラブが2年ぶり11回目の優勝を果たした。フォルティウスは北海道銀行、SC軽井沢クラブはロコ・ソラーレと若いチームを退け、ともに9月に行われる五輪日本代表候補決定戦に進んだ。
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“世界の東京”で一大プロジェクト 7競技協力で社会貢献、発起人の北島康介氏「大きな力に」
2025.02.08東京のスポーツチーム、団体が競技の垣根を越えて連携する「TOKYO UNITE」に、男子ハンドボールのジークスター東京が加わった。競泳五輪金メダリストで同プロジェクト発起人の北島康介氏が7日、リーグHのアースフレンズBM東京・神奈川戦が行われた東京・墨田区総合体育館に来場。ハーフタイムに両者の調印式が行われた。
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「待遇改善など考えないと」 新生ハンド代表が厳しい船出、求められる時代の流れに乗った改革
2025.02.02ハンドボールの男子日本代表が、2028年ロサンゼルス五輪に向けて厳しいスタートを切った。トニー・ジローナ新監督率いる新生「彗星ジャパン」が1月31日、世界選手権の行われた欧州から帰国。パリ五輪代表から大きくメンバーを入れ替えた新しいチームが世界に挑んだが、目標を下回る32チーム中28位という結果に終わった。
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父・森保一監督より早い「世界一」宣言 三男・陸が日本代表で戦う7人制サッカー「ソサイチ」とは
2025.01.087人制サッカー「ソサイチ」日本代表のFP森保陸(24)が父よりも早い「W杯優勝」を宣言した。サッカー日本代表・森保一監督(57)の三男でもある森保は7日、昨年10月にアジア大会で優勝した日本代表の一員として小池百合子都知事を表敬訪問。今年の目標に、今夏ブラジルで行われる世界選手権優勝を掲げた。
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パリの悔しさから「逃げなかった」村尾三四郎 4年後に向けた復活V、常に考えた「どうしたらもっと…」
2024.12.09柔道のグランドスラム(GS)東京大会最終日は8日、東京体育館で男女7階級が行われ、パリ五輪男子90キロ級銀メダルの村尾三四郎(24=JESグループ)が連覇を果たした。多くの五輪代表選手が休養をとる中で8月中旬に練習を再開。強豪を撃破しての優勝に「逃げずに柔道に向き合い続けた自分を評価したい」と胸を張った。
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ロス五輪へ、柔道ニッポンの若き力が躍動 20歳田中龍雅が初V、22歳中村太樹はパリ五輪銅・永山を撃破で頂点【GS東京大会】
2024.12.08柔道のグランドスラム(GS)東京大会が7日、東京体育館で開幕。男女7階級を行い、男子73キロ級で20歳の田中龍雅(りゅうが、筑波大)が初優勝を果たした。同60キロ級では中村太樹(22=国士舘大)が決勝でパリ五輪銅の永山竜樹(28=SBC湘南美容クリニック)を破って初優勝。28年ロサンゼルス五輪へ、新しい力が飛び出した。
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柔道男子、“日本の課題”100kg級に現れた新戦力 鈴木代表監督も評価「対外国人という意味で…」
2024.11.0428年ロサンゼルス五輪に向けて、若い力が飛び出した。柔道の講道館杯最終日は3日、群馬・高崎アリーナで男子7階級が行われ、73キロ級で20歳の田中龍雅(筑波大)が初優勝。大学生4人が優勝するなど新戦力の台頭に、男子日本代表の鈴木桂治監督は「全階級を通して若手が頑張ってくれた」と喜んだ。
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「柔道だけでなく人生にもかかわる」 首手術の斉藤立に代表監督が気遣い「急かすつもりない」
2024.11.04パリ五輪柔道100キロ超級代表の斉藤立(22=JESグループ)の実戦復帰が1年後になる見通しであることが3日、分かった。所属先の井上智和監督が講道館杯の会場で取材に応じ、頚椎のヘルニアのために10月30日に関東の病院で手術を受けた斉藤の状態を説明。復帰時期に関して「来年のこの大会(講道館杯)で」と話した。
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20歳で世界制覇、五輪敗退、代表落ち「辞める選択肢もゼロでは…」 29歳柔道・梅木真美の復活V
2024.11.03柔道の強化選手選考を兼ねる講道館杯が2日に群馬・高崎アリーナで開幕し、女子78キロ級で2016年リオデジャネイロ五輪代表の梅木真美(29=ALSOK)が復活優勝を果たした。初戦から得意の寝技がさえ、全4試合に1本勝ち。「しっかりと、自分の柔道で結果が出せた」と満足そうに言った。
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世界と比べたニッポン柔道女子の課題 初の女性監督・塚田真希氏「階級によってかなり差がある」
2024.11.03日本柔道界が、新体制のもとで2028年ロサンゼルス五輪に向けてスタートを切った。強化指定選手の選考を兼ねる講道館杯が2日、群馬・高崎アリーナで開幕。初日は初の女性代表監督となった塚田真希氏(42)が見守る中で、女子7階級が行われた。
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「日本の成長には大学の協力必要」 世界を目指すハンドボール新監督の願い「私がコーチなら…」
2024.11.02ハンドボール男子日本代表のトニー・ジローナ監督(51)が、大学生にラブコールを送った。来年1月の世界選手権(クロアチアなど)を目指すチームは1日、東京・北区の味の素ナショナルトレセンの強化合宿を公開。選手20人は全員がリーグH所属で「大学生も呼びたかったけれど、返事はノーだった」と残念そうに話した。
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「ロス五輪は最低8強」「アジアで勝つのは当たり前」 ハンド日本の会長が自信にみなぎるワケ
2024.10.25日本ハンドボール協会の金丸恭文会長が、28年ロサンゼルス五輪での男子日本代表のノルマにベスト8を厳命した。同会長は24日、リーグH男子のジークスター東京―アルバモス大阪戦が行われた東京・ひがしんアリーナで、強化期間に入る代表に言及。「最大の目標はロサンゼルス。出るだけではだめ。最低でもベスト8」と話した。
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