瀬戸大也、ライバル不在も貫いた「攻める姿勢」 ゴールの瞬間は「やっと終わった~」
五輪を超える規模で2年に1度行われる水泳の“世界一決定戦”、世界水泳(韓国・光州、テレビ朝日系で独占中継)の競泳は、最終日(28日)の男子400メートル個人メドレー決勝で、前回大会銅メダルの瀬戸大也(ANA)が4分8秒95で金メダルを獲得した。24日の200メートルバタフライ銀メダル、25日の200メートル個人メドレー金メダルに続く、今大会3つ目のメダルで、優勝者に与えられる東京五輪出場権を得た。
レース後一問一答「来年を見据えて、積極的に攻める姿勢を貫こうと」
五輪を超える規模で2年に1度行われる水泳の“世界一決定戦”、世界水泳(韓国・光州、テレビ朝日系で独占中継)の競泳は、最終日(28日)の男子400メートル個人メドレー決勝で、前回大会銅メダルの瀬戸大也(ANA)が4分8秒95で金メダルを獲得した。24日の200メートルバタフライ銀メダル、25日の200メートル個人メドレー金メダルに続く、今大会3つ目のメダルで、優勝者に与えられる東京五輪出場権を得た。
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レース後の主な一問一答は以下の通り。
――最高の結果になった。
「死ぬかと思いました(笑)。でも、チェイス(・カリシュ)が抜けた(予選敗退した)ことで必ず金を獲るために前半はタメようかと思ったけど、来年を見据えて、積極的に攻める姿勢を貫こうと思った。バッテバテの後半だったけど、最低でも金メダルを獲れたので、頑張ったご褒美かなと思います」
――どのあたりからバテたのか。
「ブレストの後半くらいから。ラストの自由形で抜けていて気が緩んだのと(体力的に)バテたのもあった。後半きつくなっているので、今回、2つ内定を頂けたのはラッキーだと思って、これから辞めたくなるくらいトレーニング積めていたら、来年もいい結果が待っていると思う」
――追い上げた2位は見えていたか。
「来ると思っていた。ただ、ラスト15メートルでぐわーっと来たので『やめてくれ』と思いながら(笑)。勝てて良かったです。ただ、タイムも出したかったので、もう一回、自分に活を入れて、しっかり頑張りたい」
――カリシュ敗退でライバル不在のレース。
「難しさはなかったけど、葛藤で確実に金を獲るレースが少し頭をよぎったのは、まだまだ甘いところ。でも、来年を見据えて積極的にいく姿勢を変えず、ビビらずにやれたのは良かった」
――ゴールの瞬間の気持ちは。
「『やっと、終わった~』でした。優勝というより、この夏が終わったというか。この1年間が相当しんどかったので。でも、まだまだ見える課題、やれることは山のようにあるので、1年間で崩していけば、来年もいい結果が見える。何が何でもという強い気持ちでもってやれたら」
――今大会を終えて。
「この決勝が終わるまでは100点だったけど、これがダメだったので80点くらい。メインの400メートルで結果を残したかったので、やっぱり気持ちが甘いなと思った」
――家族のサポートもあった。
「1年前に2種目も内定を決められたのは、家族に頑張っている姿を一番に届けたい、その家族も増え、そういう中で戦った世界水泳。2年前と去年のパンパシ水泳に比べると、スイッチの入り方が倍になっているので感謝したい」
――大橋も銅メダルを獲った。
「女子、男子ともにキャプテンがメダルを獲れて、自分は内定2つ頂けたことに感謝。しっかりと次の1年間も頑張りたい」
(THE ANSWER編集部)