渡辺一平が銅も世界記録破られる 東京で雪辱へ「めちゃくちゃ強い。絶対勝ちたい」
世界水泳(韓国・光州、テレビ朝日系で独占中継)の競泳第6日は26日、男子200メートル平泳ぎ決勝で渡辺一平(トヨタ自動車)が2分6秒73で銅メダルを獲得。2大会連続で表彰台に上がったが、アントン・チュプコフ(ロシア)が2分6秒12で渡辺が持つ世界記録を0秒55更新し、優勝した。
渡辺一平、07年金メダルの北島康介氏見守る前で躍動
世界水泳(韓国・光州、テレビ朝日系で独占中継)の競泳第6日は26日、男子200メートル平泳ぎ決勝で渡辺一平(トヨタ自動車)が2分6秒73で銅メダルを獲得。2大会連続で表彰台に上がったが、アントン・チュプコフ(ロシア)が2分6秒12で渡辺が持つ世界記録を0秒55更新し、優勝した。
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男子200メートル平泳ぎでは、前回2017年大会の小関也朱篤(やすひろ・ミキハウス)が銀、渡辺が銅。07年金メダリストの北島康介氏がテレビ解説で見守っていた。
渡辺は25日の予選を2分9秒38の全体9位で通過すると、準決勝は2分8秒04の全体6位で決勝に駒を進めた。準決勝では、トップのマシュー・ウィルソン(オーストラリア)が渡辺の持つ世界タイ記録で泳ぎ、前回大会金メダルの宿敵アントン・チュプコフ(ロシア)も2分6秒83をマークしていた。
準決勝から世界記録が飛び出すハイレベルな対決。渡辺は「世界タイ記録を出してくれて清々しいですね。決勝は挑戦者として臨むことができる。誰が世界で一番速くて、誰が世界で一番強いかを決める試合。自分が強いんだと見せつけたい。楽しみたいと思います」と気合を入れて決勝に臨んでいた。
渡辺は「タイム的にはすごく満足。今日できることは精一杯やれた。落ち着いて、積極的にと心掛けていた」と振り返った一方で、世界記録が塗り替えられたことについては「チャレンジャーとしてここ1年、東京五輪までこれだけ強いライバルに勝てるように頑張っていきたい。これだけめちゃくちゃ強い同級生のライバルに絶対勝ちたい。相手に不足なし。やってやろうと思う」と闘志を燃やした。
(THE ANSWER編集部)