地元・韓国勢は不振 決勝進出者はわずか1人…現地紙嘆き「また元のレベルに後退」
五輪を超える規模で2年に1度行われる水泳の“世界一決定戦”、世界水泳(韓国・光州)の競泳は、第5日(25日)の男子200メートル個人メドレー決勝で、瀬戸大也(ANA)が自己ベスト更新の1分56秒14で金メダルを獲得。今大会の日本勢初優勝で、東京五輪内定1号となった。一方で現地の韓国メディアは自国の不振を嘆いている。
韓国勢は4大会連続メダルなし危機、地元紙もがっくり
五輪を超える規模で2年に1度行われる水泳の“世界一決定戦”、世界水泳(韓国・光州)の競泳は、第5日(25日)の男子200メートル個人メドレー決勝で、瀬戸大也(ANA)が自己ベスト更新の1分56秒14で金メダルを獲得。今大会の日本勢初優勝で、東京五輪内定1号となった。一方で現地の韓国メディアは自国の不振を嘆いている。
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瀬戸がエースの貫録を見せた。最初のバタフライの50メートルは2位で折り返すと、背泳ぎでトップに。平泳ぎを終えると後続を一気に引き離した。ラストは2位以下に追い詰められそうになったが、大歓声の中でライバルたちを振り切った。連日の表彰台で今度は頂点に立ち、ゴール後には日本チームのいるスタンドに向かって雄叫びを挙げた。
同種目での初のメダルが金メダル。これは2017年大会で金メダル0に終わった、日本にとっても2大会ぶりの栄誉だ。
一方で地元開催の韓国勢は不振だ。地元紙「スポーツ京郷」は大会4日目までの結果を振り返り嘆いている。
「韓国水泳はパク・テファンが抜けて、また元のレベルに後退した。決勝進出したのは女子個人メドレー200mのキム・ソヨン(6位)ただ一人である」と言及。メダルはおろか、決勝進出者すらいない状況を伝えている。
世界水泳でのメダルは2011年の朴泰桓(パク・テファン)の金メダルが最後。以降の3大会はメダルがなく、今大会も苦戦が続いている。5日目も新たな決勝進出者は生まれなかった。
現地では韓国ファンが盛り上がりを欠き、スタンドを埋めるために“偽サポーターズ”をお金を払って動員していることも伝えられている。残りは3日間、表彰台に上がり、ファンから大声援を受ける選手は現れるだろうか。
(THE ANSWER編集部)