2冠の孫楊、表彰台で3位英選手恫喝か 米記者問題視「感情むき出しで怒鳴りつけた」
五輪を超える規模で2年に1度行われる水泳の“世界一決定戦”、世界水泳(韓国・光州、テレビ朝日系で独占中継)の競泳は、第3日(23日)の男子200メートル自由形決勝で松元克央(セントラルスポーツ)が、1分45秒22の日本新記録で銀メダルに輝いた。孫楊(中国)が繰り上がりで金メダル。昨年のドーピング検査での妨害疑惑が報じられている中で、21日の400メートルに続く2冠を達成したが、この結果を受けて銅メダルのダンカン・スコット(英国)がメダリストでの写真撮影を拒否。さらに表彰台では孫楊が、スコットに対して恫喝する一幕もあった。
孫楊の振る舞いを米記者が映像で紹介
世界水泳(韓国・光州)の競泳第3日は23日、男子200メートル自由形決勝で孫楊(中国)が繰り上がりで金メダル。昨年のドーピング検査での妨害疑惑が報じられている中、21日の400メートルに続く2冠を達成したが、この結果を受けて銅メダルのダンカン・スコット(英国)がメダリストの写真撮影を拒否。さらに表彰台では孫楊が、スコットに対して恫喝する素振りを見せる一幕もあった。
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中国の英雄が2つ目の金メダルを獲得したが、再び波乱を巻き起こしている。表彰台の一番上に立った孫楊は銅メダルのスコットに対し、何事か叫んでいる。スコットの手前にいる、同タイムで3位だったマルティン・マリウティン(ロシア)とは握手を交わしながらも、恫喝するような素振りを見せているのだ。
このシーンを米スポーツ専門局「NBCスポーツ」のニック・ザッカルディ記者は「孫楊は中国国歌が流れる前に、感情むき出しでスコットに怒鳴りつけた」とツイートし、動画付きで公開している。
400メートルでは銀メダルのマック・ホートン(オーストラリア)が昨年のドーピング検査妨害疑惑への抗議の意思をもって表彰台に上がらなかったが、この日のスコットも同様の行動をとった。