2人目の子どもにもメダルを「今年も絶対に獲りたい」

　前回大会では200メートルで銀メダルを獲得し、直後に生まれた第一子への最高のプレゼントになった。もちろん、今回も同じ思いだ。「パパ頑張っているよと、その気持ちは変わらず持っています」と力を込めた。

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　戦前から強い気持ちで臨んだ前回大会。宣言通りのメダル獲得だったと振り返る。

「一応、有言実行だったので、それに関してはすごく嬉しかったです。子どもにメダルをかけて一緒に写真を撮ったりとか、あの時の気持ちは今も忘れずにあります。2人目のためにも、今年も絶対にメダルを獲りたいという気持ちはあります」

　小関が出場する100メートルは世界記録保持者で、世界水泳2連覇中のアダム・ピーティー（英国）の力が抜けていると見られているが、2番手以下は混戦。メダル獲得のチャンスは十分だ。

　小関も「ピーティーに勝てればいいんですけど、勝てるイメージがまったく浮かばないのが現状なので、2番狙いながらピーティーにくらいつけられたらいいなって思います」と現実的な目標として銀メダル獲得を掲げる。

　表彰台へのレースプランは後半勝負。「前半は海外勢の方が速いと思うので、後半をうまく31秒切るぐらいのタイムで泳げたらと思います」とイメージを膨らませた。

　そしてその先には東京五輪がある。

「全種目がハイレベルになると思うんですけど、一応100で狙うことになると思うので、ちょっと100に特化した泳ぎを練習していかなきゃいけないなっていう感じはある。ちょっと久しぶりに映像を見て研究しようかなって思ってます」

　100メートルにかける夏。強いパパが世界の強豪に挑む。

（明日10日の第20回は長谷川涼香が登場）

　◆世界水泳、テレビ朝日系で連日中継　21日に開幕する競泳は、決勝をテレビ朝日系地上波、AbemaTVで最終日まで8夜連続放送。予選はBS朝日、AbemaTVで放送する。