二児のパパとして臨む夏 小関也朱篤は“有言実行”を繰り返す「メダル獲ります」
五輪を超える規模で2年に1度行われる水泳の“世界一決定戦”、世界水泳(テレビ朝日系で独占中継)が7月12日に開幕する。なかでも、注目を集めるのは競泳だ。金メダルを獲得すれば、1年後の東京五輪出場が内定する今大会。「THE ANSWER」は競泳開幕の30日前からカウントダウン連載を行い、出場25選手のインタビューに加え、特別企画を織り交ぜながら大会を盛り上げる。開幕まであと12日の第19回は、男子100メートル平泳ぎの小関也朱篤(ミキハウス)が登場。二児のパパとなった27歳は、生まれたばかりのジュニアに捧げるメダル獲得を誓った。
「世界水泳カウントダウン連載」競泳開幕まであと12日―男子100m平泳ぎ、メドレーリレー小関也朱篤
五輪を超える規模で2年に1度行われる水泳の“世界一決定戦”、世界水泳(テレビ朝日系で独占中継)が7月12日に開幕する。なかでも、注目を集めるのは競泳だ。金メダルを獲得すれば、1年後の東京五輪出場が内定する今大会。「THE ANSWER」は競泳開幕の30日前からカウントダウン連載を行い、出場25選手のインタビューに加え、特別企画を織り交ぜながら大会を盛り上げる。開幕まであと12日の第19回は、男子100メートル平泳ぎの小関也朱篤(ミキハウス)が登場。二児のパパとなった27歳は、生まれたばかりのジュニアに捧げるメダル獲得を誓った。
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闘志は表には出さない。飄々とした中に、時折強い意志を覗かせる。2年前の大会で銀メダルを獲得した200メートルは代表権を逃し、個人種目では100メートルのみの出場となる。
「一応は日本記録保持者ですからね。まずは自分のやるべきことをしっかりやって、僕自身頑張りたいと思います」
27歳。世間ではまだまだ若いが、競泳界では中堅~ベテラン。「入江さんの2つ下になるんで、この世界で言うとベテランの域に入ってきました」。引っ張る自覚もある。「選んでいただいた以上は…っていう強い気持ちがあります」と言葉を続ける。
平泳ぎ界の“レジェンド”北島康介氏の背中を追ってきた。2018年に100メートルで北島氏の日本記録を更新。大きな期待を感じているのは確かだが、重圧すら飄々と交わす。
「なんとなく感じますけど、身近に世界記録保持者(200メートル、渡辺一平)がいますから(注目が)そっちにいってくれたらいいんですけど。僕個人としては水泳をやらせてもらっているもの。会社と家族のためにやってるのが大きい。だからそこまで周りのプレッシャーっていうのは感じずにいつもやっているつもりです」
最大の支えは「なくてはならない」と語る家族だ。
2017年に第一子が、そして5月には第二子が誕生した。第一子の誕生は前回の世界水泳の直後。今回が初めて、パパとして挑む世界水泳となる。
「1人目生まれる時はかなり心身ともに充実してたんですけど、2人目となった時にちょっと僕の中で父親としてのプレッシャーがすごくなったかなと思います。2人目は全然違いますね。2人目って結構なことだと思うので、そのプレッシャーに押しつぶされないように自分がはね返すような感じ。ぎりぎり踏ん張ってます」