図書館受付しながら世界へ 25歳の努力家スイマー佐藤綾「働きながら泳ぐことが強み」
リレーメンバーが思う池江璃花子の存在「来年は一緒に代表に入りたい」
練習と仕事で忙しく、唯一のオフは日曜の週1日だけ。「買い物することが好きなので出かけたり、美味しいお店を探して行ってみたりしています。食べるのだったら、パンケーキが好きです」と笑う。しかし、水泳についての話になると、真剣な口ぶりで思いを明かす。特に、今回出場する400メートルリレーは12位以内に入れば、東京五輪の出場権が得られる。
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「みんなでオリンピックの出場権がかかっているので頑張ろうねと話もしている。出場権を獲得するのは当たり前として、決勝にも進めるようにしたい。特に、私は出場がリレーだけ。他のメンバーは個人で出る選手も多いので、その人たちの負担も軽減するために53秒台で泳いで、チームにも勢いをつけていけたらと思っています」
リレーメンバーにとって心の中で大切に思っている存在が池江璃花子だ。「やっぱり璃花子ちゃんと一緒にリレーを組みたかった気持ちもある」と明かした佐藤。「私にとっても水泳界にとっても存在は凄く大きいけど、少しずつトレーニングし始めたという記事も見た。璃花子ちゃんも頑張っている。自分も頑張って、来年は一緒に代表に入りたい」と夢を描いた。
そのために今、できることは世界水泳で最高の泳ぎをすること。「初代表ということで緊張する部分もあるけど、今までやってきたことを継続しながら、自分のペースで大会会場に乗り込んでいけたら。代表に選ばれたからには自覚を持って、大会までにさらに強化して、リレーで結果を残したい」と意気込んだ。すべてをぶつけ、2020年につなげる最高の夏にする。
(明日4日の第14回は高橋航太郎が登場)
◆世界水泳、テレビ朝日系で連日中継 21日に開幕する競泳は、決勝をテレビ朝日系地上波、AbemaTVで最終日まで8夜連続放送。予選はBS朝日、AbemaTVで放送する。
(THE ANSWER編集部)