「NARUTO」から学んだ“負けん気” 「練習でも負けたくない」難波暉が目指す場所
同じリレーメンバーの松元をライバル視「おいおいは勝ちます」
では今、負けたくない相手は誰なのか。
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「松元克央選手なんかは、高校の時からずっと競っていた相手。今、負けてるんですけど、いつかは抜かさなきゃいけないなと思います」
同じくリレーメンバーの松元への対抗意識を燃やす。同学年のライバル。現状での実績は松元が先行しているが、「すごく体が大きいので、羨ましいなと思いますけど、他の部分で勝てばいいと思っている。おいおいは勝ちます」と負けん気を覗かせた。
世界水泳では憧れの存在との対面も楽しみにしている。2016年のリオ五輪金メダリストで、17年の世界水泳では、自由形、バタフライ、リレーで7冠を達成したケーレブ・ドレッセル(米国)だ。
「すごく尊敬しています。一番驚いたのがスタート。スタートから15メートルまでの速度が異常に速い。(スタート台から)飛ぶ距離もそうなんですけど、水中の動きがすごくうまくて、だから15メートルまでがすごい速いんじゃないかと思います。それと、ラスト15メートルくらいからノーブレス(無呼吸)を始めるんですよ。それもすごい。普通はできないと思います」
レースを何度も見返しているという“ドレッセルフリーク”。「真似しようと思ってもできないんですけど、ただイメージだけは持つようにはしています」。400メートルリレーで直接対峙する相手へ、「会うのは楽しみです」と思いを募らせている。
松元、中村、塩浦とともに臨む400メートルリレー。パンパシ水泳の銅メダルを上回る結果へ、そして2020年の東京オリンピックへ――。「全員がしっかりと力を発揮すれば、おのずと結果はついてくるんじゃないかなとは思ってます」。遅れてきた成長株が大舞台でブレークを狙う。
(明日3日の第13回は佐藤綾が登場)
◆世界水泳、テレビ朝日系で連日中継 7月21日に開幕する競泳は、決勝をテレビ朝日系地上波、AbemaTVで最終日まで8夜連続放送。予選はBS朝日、AbemaTVで放送する。
(THE ANSWER編集部)