リレー盟友・池江璃花子の分まで 青木智美の決意「強くなったねって思われるように」
リレー盟友・池江から届いたLINE「智美さんが自由形を引っ張って」
400メートルと800メートルリレーで挑む世界水泳。自身の泳ぎについて「自分の課題としては前半から積極的に行きたいと思っているので、そこを見てもらえたら」と意気込んだが、後輩に対する思いもある。エースとして期待され、15年の世界水泳から一緒にリレーを組んできた池江璃花子が一緒に戦うことができなかった。
【注目】DAZNは年間プランがおトク! プロ野球、F1、国内サッカー、ゴルフ、テニス…見られる競技が盛りだくさんのDAZNはこちら
病気を知った時、「待ってるね」とLINEをすると「智美さんが自由形を引っ張っていってください」と返信があった。「去年までは頼っていた部分が大きかった。1人1人が強くなれるチャンスと思って、池江選手が戻ってきた時に『日本チームが強くなったね』と思ってもらえるように一人一人が力をつけていきたい」と思いを新たにしている。
今大会、リレーは12位以内に入ることで東京五輪の出場権を得られる。「やっぱり、その出場権を得られないと話にならない。最低限の目標は12位以内に入ることだし、1人1人が100%を出せれば決勝にも残れると思う。みんなでチームを底上げし、みんなで力を合わせて決勝の舞台に立てるようにしたい」と誓った。
昨夏のアジア大会が忘れられない。400メートルリレーで池江らと戦い、金メダルを獲得した。「その時、君が代が聞けたことがすごく感動して、またそういう思いができたらいいなと。ここで力をつけて来年メダル争いに加わりたい」。自分のために、池江のために、日本のために――。4人の総力を結集させ、決勝の舞台を狙う。
(明日28日の第8回は江原騎士が登場)
◆世界水泳、テレビ朝日系で連日中継 7月21日に開幕する競泳は、決勝をテレビ朝日系地上波、AbemaTVで最終日まで8夜連続放送。予選はBS朝日、AbemaTVで放送する。
(THE ANSWER編集部)