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18歳北島康介が世界に食らいついた熱い夏 22年ぶり日本開催、世界水泳の記憶は今なお新鮮なまま

北島氏が競技生活を離れて気付いた水泳の魅力とは【写真:荒川祐史】
北島氏が競技生活を離れて気付いた水泳の魅力とは【写真:荒川祐史】

競技を離れて感じる水泳の魅力「幼児からご高齢の方まで」

 競技生活を離れてみて、改めて気づく水泳の魅力があるという。

「魅力としては生涯スポーツであること。幼児からご高齢の方までやっているって、それこそなかなかないんじゃないですか。マスターズの大会でもご高齢の方が水から上がってくると笑顔で喜んでいたり、今日はダメだったなって悔しがっていたり、そういうことを改めて見る機会がありました。水泳をやっているみなさんを僕は応援したいし、自分の経験を還元していきたいし、ずっと水泳を好きでいられるようなフィールドをつくっていくことに自分の立場で協力できればいいなって思っています」

 引退してからもドキドキとワクワクの気持ちを忘れず、水泳と真っ向から向き合う日々をこれからも送り続ける。

(二宮 寿朗 / Toshio Ninomiya)

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二宮 寿朗

1972年生まれ、愛媛県出身。日本大学法学部卒業後、スポーツニッポン新聞社に入社。2006年に退社後、「Number」編集部を経て独立した。サッカーをはじめ格闘技やボクシング、ラグビーなどを追い、インタビューでは取材対象者と信頼関係を築きながら内面に鋭く迫る。著書に『松田直樹を忘れない』(三栄書房)、『中村俊輔 サッカー覚書』(文藝春秋、共著)、『鉄人の思考法~1980年生まれ戦い続けるアスリート』(集英社)、『ベイスターズ再建録』(双葉社)などがある。

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