【世界水泳】金メダリスト・大橋悠依から慰めの言葉 悔し涙の控室、谷川亜華葉は再び泣いた
16歳マッキントッシュの泳ぎに「自分ってまだまだだな」
日本選手権で敗れた相手が、16歳の成田実生(金町SC)だ。谷川は「実生ちゃんは水泳に対する向き合い方が上手い」と3学年下の後輩を称える。世界に目を向ければ、さらに強力な相手がいる。昨年世界水泳を制し、今年も4分25秒87の世界新記録を樹立したサマー・マッキントッシュ(カナダ)。彼女も16歳だ。谷川は「本当にもの凄い勢いで伸びてきている」「自分ってまだまだだな」と、強さを認め、率直な心境を語る。
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「(成田とマッキントッシュは)水泳の楽しさ、素直に強くなりたいという気持ちが練習に表れているのか、何か前までの私にはあったけど、今の私にはないものを持っている」。ともに強力なライバルであることは間違いない。「世界で戦って、オリンピックの舞台で優勝する」というのが大目標。そのために、まずは今夏の世界水泳で目指すのが昨年大会の8位を超える結果だ。
「前回は肩の怪我でギリギリ決勝に残れて、ただ楽しむ目的で泳いだのでタイムを落としてしまったんですけど、決勝の舞台が輝かしいものだということを肌で感じることができた。それを今回は生かしてもう少し上位に。パリ(五輪)に向けても自信を持って、試合を楽しんでできるようにしていけたらなと思っています」
昨年痛めた肩は、4月の時点で完治していなかった。大舞台を経験してきたからこそ着実な成長を感じている20歳。悔し涙で辿り着いた福岡のプールで過去の自分を超えていく。
(6日の第14回は竹原秀一が登場)
◆世界水泳 7月14日にアーティスティックスイミング(AS)、飛込から開幕。水球、オープンウォーター、ハイダイビングも行われる。同23日に開幕する競泳は、決勝をテレビ朝日系地上波にて最終日まで8夜連続生放送。ASはBS朝日、飛込はCSテレ朝チャンネルで生放送。
(THE ANSWER編集部)