不振を機に「明るい色柄のスポーツブラを着けるように」 アンダーウェアでも変わる女子選手のパフォーマンス
6月28日、プロスノーボーダーの鬼塚雅選手(ISPS)が、運動部の女子学生や女性のスポーツ愛好家を対象にしたオンラインイベントに出演。「スポーツ時のアンダーウェア」をテーマに、約1時間のトークセッションを行いました。
プロスノーボーダー鬼塚雅「スポーツ時のアンダーウェア」トークセッション
6月28日、プロスノーボーダーの鬼塚雅選手(ISPS)が、運動部の女子学生や女性のスポーツ愛好家を対象にしたオンラインイベントに出演。「スポーツ時のアンダーウェア」をテーマに、約1時間のトークセッションを行いました。
「練習や大会中だけでなく、日常生活もほぼほぼスポーツブラで過ごしている」という鬼塚選手。思春期の頃から長年、スポーツブラを愛用し、ストレッチ用、筋トレ用、雪上トレーニングや大会用と、運動強度によってスポーツブラを細かく使い分けているほどのこだわりです。
「スノーボードは回転動作が多く、例えばジャンプ前の踏み切りで胸が揺れると、重みで重心がずれてしまいます。回転時に体の軸を作るためには、胸の揺れをしっかり押さえてくれるスポーツブラは欠かせません」と、体を下着で整える大切さなどを語りました。
イベント終了後、インタビューに答えてくれた鬼塚選手は「昨シーズンから、大会時に着用するブラの選び方が変わった」と回答。「試合では明るい色や柄ものをつけて、気分を上げるようになった」といいます。
「大会中にうまくいかないな、と感じたら、些細なことでもいつもとは『何か』を変えると、気持ちが切り替わります。ベーシックな黒のスポーツブラを着けるときももちろんありますが、調子がなかなか上がらないときはスポーツブラを明るい色や柄物にするだけでもモチベーションが上がるんです。それに、明るく前向きな気持ちで臨むと、いいパフォーマンスにもつながります」
しかし、22年の北京冬季五輪までの彼女は、「明るく前向きな気持ち」で競技に臨む姿勢を失っていたといいます。