女子ゴルフ会場の託児所に感謝続々「凄く心強い」 ママゴルファーたちが利用「パワーもらえる」
女子ゴルフの国内ツアー・ヨネックスレディスは5月31日から、新潟・ヨネックスCC(6339ヤード、パー72)で行われている。会場には、選手や大会関係者のための託児所を初めて設置。利用した選手たちは感謝を語った。
国内ツアー・ヨネックスレディスで託児所を設置
女子ゴルフの国内ツアー・ヨネックスレディスは5月31日から、新潟・ヨネックスCC(6339ヤード、パー72)で行われている。会場には、選手や大会関係者のための託児所を初めて設置。利用した選手たちは感謝を語った。
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2年ぶりにヨネックスCCで開催された大会。「女性が輝く場を作りたい」という大会の意向により、託児所が設置された。ツアー通算4勝の35歳・若林舞衣子(ヨネックス)は、5歳の龍之介君を預けて出場。これまで別会場で4、5回利用したといい、初めてツアーの託児所に預けた時のことを明かした。
「最初は、保育園に入れる時と同じ気持ちというか、泣かずにいてくれてるかなとか、そういうのから始まりました。うちの子どもは、普段家の近くの保育園に預ける時よりも、『ママと一緒にゴルフ場の保育園に行く』というくらい、託児所に来ることは好きになりました。
そうなるとこっちも連れていっていいんだと、楽な気持ちになります。普段の保育園は『行きたくない』と言う時もあるので、我慢してくれているんだなと思うけど、預けている時間は、朝から夕方までと普段とほとんど変わらないのに、託児所がある時は、『ママと一緒にゴルフ場の保育園に行く』と言うので、子どもも行きたいと言ってくれると預けやすいです」
18年11月から産休制度を利用し、19年4月に第一子の龍之介君を出産。21年7月のGMOレディースサマンサタバサでは出産後初の優勝を果たした。今大会は通算2オーバーの80位で予選落ちとなったが、この日もスタートを見送ってくれたという。
「『頑張ってきてね』と一言くれるので、その言葉は凄く力になります。子どもの様子をすぐ見に来れますし、凄く心強いです」と励みに。「子どもを持ちながら試合に出場している選手が徐々に増えているのは良いこと。米ツアーみたいに毎試合あるのが当たり前になる環境作りができたら良いと思う」とツアー発展を期待した。