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「息子の存在が私を強くする」 子育てしながら五輪へ…30代でたどり着いたポジティブな考え方――バレーボール・岩崎こよみ

競技と子育てを両立し、コートに立ち続けている岩崎【写真:西村尚己/アフロ】
競技と子育てを両立し、コートに立ち続けている岩崎【写真:西村尚己/アフロ】

周囲の理解と協力、チームのバックアップが助けに

 現在、岩崎は夫と4歳の子ども、そして実の両親と暮らす。

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「『競技も子育ても両立したい』という選手が、どちらも諦めず、自分の思うように生きていくには、本人の頑張りだけでなく、応援する環境が整っていることが大切です。

 私が競技と子育てを両立できるのも、周囲の協力があってこそ。同居する両親は子育てをサポートしてくれますし、夫は『プレーできる間は頑張れ』と応援してくれます。また、監督やスタッフ、チームメイトは、子どもの事情で練習に遅れても『大丈夫?』『休んでもいいのに!』と温かく見守ってくれる。毎日、朝起きた瞬間から、全面的な協力と応援に感謝するばかりです」

 所属チームの母体が医療法人(上尾中央総合病院)であることも「非常に大きかった」(岩崎)。岩崎は妊娠中からチームの母体である病院に通院。出産、産後のリハビリも同院で行った。

「復帰までのトレーニングプランも担当の助産師、リハビリ科の担当者らが立案。ママとしての気持ちだけでなく、『すぐに復帰をしたい』というアスリートとしての立場もわかってくれ、本当に寄り添ってくれました」

 また、子どもが2歳になるまでは、すべての試合に息子と母親が同行できるよう、チームがバックアップ。遠征先でも滞在するホテルで、子どもが寝付くまで一緒に横になれた。

「私が上尾への移籍を決めた一つに、当時の吉田敏明監督(現Vリーグ・倉敷アブレイズ監督)の『妊娠、出産も、その後に選手に復帰もしたいという気持ちも応援するよ』という言葉があります。

 今まで3人の監督の下でプレーしていますが、皆、子育てと競技の両立に対して、すごく理解がある。この環境下でなければ、選手を続けていくうえで、いくつもの壁を乗り越える必要があったと思います」

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長島 恭子

編集・ライター。サッカー専門誌を経てフリーランスに。インタビュー記事、健康・ダイエット・トレーニング記事を軸に雑誌、書籍、会員誌で編集・執筆を行う。担当書籍に『世界一やせる走り方』『世界一伸びるストレッチ』(中野ジェームズ修一著)など。

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