侍J・白井ヘッドコーチが絶賛した「影のMVP」は 宮崎で「安心安全空間」作った立役者
野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本代表「侍ジャパン」の世界一に貢献した白井一幸ヘッドコーチが28日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」に出演。雰囲気の良さも話題になった日本代表について、「影のMVP」の存在が大きかったと明かした。
白井コーチがテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」に出演
野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本代表「侍ジャパン」の世界一に貢献した白井一幸ヘッドコーチが28日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」に出演。雰囲気の良さも話題になった日本代表について、「影のMVP」の存在が大きかったと明かした。
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大谷翔平、ダルビッシュ有ら大物メジャーリーガーのほか、佐々木朗希や村上宗隆など若き才能も揃った今回の侍ジャパン。実力はもちろん、その明るさや雰囲気の良さでも目を引いた。27日に日本記者クラブで会見した栗山英樹監督は、不振の村上に大谷や吉田正尚がベンチで助言する光景を見て、「このチームは世界一になれるんじゃないか」と直感したと語っている。
この内容について白井コーチは「全員がそういうスタンスだった。チームが世界一になるため、それぞれがなにができるか。試合に出られない選手が、ベンチに座りながらチームの勝利に貢献できることは何か考えて、リーダーシップを発揮して、役割を発揮していく集団だった」とチームの姿を回顧した。
最初からその雰囲気だったわけではなく「どんどん出来上がっていった」という。「まず監督の存在は大きいし、宮崎合宿にダルビッシュ投手が最初から参加してくれましたよね。あそこでダルビッシュ投手も一気に距離を縮めてフラットな関係を作った。何を言っても大丈夫なんだという安心・安全空間がチームの中にできてきた。そういう意味でダルビッシュ選手の貢献は本当に大きい」と話した。
ダルビッシュは米国で調整する手段も選べる中で、2月17日から始まった宮崎強化合宿に参加。雰囲気作りにも大きく貢献した。白井コーチは「影のMVPはダルビッシュ投手だと思う。不平不満一切出ない、全く耳にしない最高のチームだった」と絶賛していた。
(THE ANSWER編集部)