なぜ、WBCはプエルトリコ人に重要なのか マイアミ到着の朝に出会った同国記者を直撃
プエルトリコ代表の根底にある「他国との違い」とは
中南米らしい明るく陽気な雰囲気も特徴のプエルトリコ代表。その根底にはある「他国との違い」を感じているという。
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「とても情熱を持って、笑顔いっぱいにプレーする。ドミニカ共和国の選手も似たようなところがある。国を代表することに誇りを持ちながら、野球を楽しんでいるんだ」
終始明るかったゴンザレス氏のテンションがちょっと下がったのが、母国の準々決勝の話題。メキシコに4-5で逆転負けし、日本との準決勝に進めなかった。
「辛い敗戦、悲痛な敗戦だったけど、試合後半で非常にいい戦いをしたメキシコ代表を称えなくてはならないね」。敗因の一つに挙げたのが、守護神エドウィン・ディアスの離脱だ。
15日(同16日)の1次ラウンド最終戦で、優勝候補ドミニカ共和国を下して予選突破。最終回を締めたのがディアスだったが、試合直後にできた歓喜の輪の中で右膝を負傷し、最後は車椅子で退場。お祭りムードが一変、沈痛な空気となった。右脚の膝蓋骨腱断裂で今季全休の見通しであると米メディアに報じられている。
「彼はブルペンの中心人物だった。ディアスの不在が全てを変えてしまったね。彼がいれば戦略も変わっていただろうし、失ったのは本当に、本当に悲しいことだった」