なぜ、WBCはプエルトリコ人に重要なのか マイアミ到着の朝に出会った同国記者を直撃
野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表は20日(日本時間21日)、メキシコとの準決勝に臨む。現地の米マイアミで取材する「THE ANSWER」の記者が、偶然宿泊先で出会ったプエルトリコの地元記者に直撃インタビュー。プエルトリコ野球とWBCへの思いに触れた。
決戦の地マイアミで出会ったプエルトリコ記者に直撃
野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表は20日(日本時間21日)、メキシコとの準決勝に臨む。現地の米マイアミで取材する「THE ANSWER」の記者が、偶然宿泊先で出会ったプエルトリコの地元記者に直撃インタビュー。プエルトリコ野球とWBCへの思いに触れた。
【注目】応援のプロが楽しみにする『チアスタ!』での交流 チアリーダーHARUKAさんの想い
◇ ◇ ◇
日本の準決勝まであと2日に迫った18日(同19日)、マイアミのホテルで朝食のスクランブルエッグを頬張っていると「ヘイ、ジャパニーズメディア?」と声をかけられた。陽気でノリがいい大柄の男性だった。
プエルトリコの帽子にパーカーでバッチリ決めたこの男性は、同国メディア「ラ・アカデミア・デポルティーバ」のインタビュアー、ライターとして活動するエマニュエル・ゴンザレス氏。「みんな髪を染めているからね!」と、派手な髪色のプエルトリコナインに合わせた銀髪も自慢してくれた。
日本が準決勝で対戦する可能性もあったプエルトリコメディアの野球観に触れるチャンスと感じ、インタビューを申し出ると「何でも聞いてよ」と快諾してくれた。侍ジャパンの試合を生で見たことはないそうだが「日本の選手は全員、とても規律正しいと聞いています。敬意を持っているよ」と頷いた。
具体的な選手名は「オオタニ、ダルビッシュ、過去にはイチロー・スズキ。イチローは私にとって史上最高のヒーローさ」「今年からレッドソックスでプレーする選手(吉田正尚)と……あとはカブスの選手(鈴木誠也)……彼は怪我で出場しないんだっけ?」と簡単に名前を挙げた。MLB勢には詳しいようだ。