WBC日本戦で感じたイタリア打者の幸せ 野球熱に感銘「予想を超える熱狂だったね」
野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表は20日(日本時間21日)、メキシコとの準決勝を迎える。東京プールは5戦全勝。16日の準々決勝(東京D)で日本に敗れたイタリア打者は、日本などアジアの野球熱に「予想を超える熱狂だったね」「タイムトラベルみたいだった」と感銘を受けていた。
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野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表は20日(日本時間21日)、メキシコとの準決勝を迎える。東京プールは5戦全勝。16日の準々決勝(東京D)で日本に敗れたイタリア打者は、日本などアジアの野球熱に「予想を超える熱狂だったね」「タイムトラベルみたいだった」と感銘を受けていた。
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日本の野球人気に感銘を受けたのは、イタリアのサル・フレリック外野手だった。米ウィスコンシン州地元紙「ミルウォーキー・ジャーナル・センティネル」のブルワーズ番カート・ホッグ記者が、インタビュー動画をツイッターに公開。「サル・フレリックがイタリア代表での成功のあと、フェニックスに戻ってきた。WBCの雰囲気とオオタニとの対戦、長距離移動のあと今日が何曜日かについて話した」とつづった。
イタリアは台湾で行われたプールAを勝ち上がり、日本で準々決勝に出場。フレリックはWBCの雰囲気について「以前出場した選手からプレーオフのようだと話は聞いていたから予想はしていた。でも、その予想を超えるほどの熱狂だったね。アメージングだったよ」と振り返った。さらにイタリア代表がアジアのファンから歓迎されたことについて、こう語った。
「到着した時、イタリア代表の選手たちを見て良い選手がそろっていたし、みんなの勝ちたい気持ちが出ていたし、それがファンにも伝染したんだと思う。大会終盤になるにつれて理解できるようになったよ」
日本での盛り上がりに、選手として幸せを感じた様子。すぐに米国に戻ったため、今日は何曜だと思うかという問いに、「えっと……。土曜だよね(笑)。クレイジーだったよ。日本を金曜の午後5時に出発したんだけど、ロサンゼルスに金曜の午前11時に到着したんだ。タイムトラベルみたいだったね」と苦笑いしていた。日本戦に「1番・左翼」で先発したフレリックは、5打数無安打だった。
(THE ANSWER編集部)