8強敗退の豪州監督「本当に素晴らしい大会」 事前合宿から過ごした日本の地に深い感謝
野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は15日、東京ドームで準々決勝が行われ、豪州はキューバに3-4で逆転負け。惜敗で4強進出を逃した。1次ラウンドから戦った日本で4強に一歩及ばず、デービッド・ニルソン監督は事前合宿から過ごした日本に深い感謝を述べた。
「カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC 東京プール」準々決勝
野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は15日、東京ドームで準々決勝が行われ、豪州はキューバに3-4で逆転負け。惜敗で4強進出を逃した。1次ラウンドから戦った日本で4強に一歩及ばず、デービッド・ニルソン監督は事前合宿から過ごした日本に深い感謝を述べた。
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豪州は2回に幸先良く先制したが、3回に同点に追いつかれると、5回に投手陣が捕まり3点を勝ち越された。6回にウィングローブの2ランで反撃したものの、以降はあと1点が遠く惜敗。試合後、選手たちは呆然とした様子で歓喜の輪を作ったキューバの選手たちを見つめた。
今大会は日本、韓国が揃ったプールBを2位で通過した。大会前には九州、東京・府中で合宿を行い、コンビニなど日本文化を体験したことが話題に。日本と対戦した際には試合後に選手たちが互いに拍手を送り、準々決勝を決めた際には宿舎に多くの日本人ファンが詰めかけて祝福した。
会見に出席したニルソン監督は「本当に素晴らしい大会だった。日本人の方々の前で、豪州を代表してプレーした。東京だけでなく、(直前キャンプを張った)府中、強化合宿でお世話になった九州の街で、素晴らしい時間を過ごすことができた」と胸を張り、サポートに感謝した。かつて中日でプレーした指揮官は、会見の最後に日本語で「アリガトウゴザイマス!」と想いを伝えた。
(THE ANSWER編集部)