佐々木朗希が「宿舎前で待っていた」 WBCチェコ代表、お詫び訪問に感謝「リスペクト」
野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、日本代表は1次リーグ4戦全勝で準々決勝進出を決めた。11日のチェコ戦(東京D)ではロッテの佐々木朗希投手が4回途中2安打1失点(自責点0)と好投した。佐々木が投じた162キロの速球がウィリー・エスカラ外野手の左膝付近を直撃する場面もあったが、13日に佐々木がお詫びに出向いた模様。袋一杯のロッテのお菓子を手渡したが、これにチェコ代表も「リスペクト!」と感謝の反応をしていた。
「カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC 東京プール」1次ラウンド
野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、日本代表は1次リーグ4戦全勝で準々決勝進出を決めた。11日のチェコ戦(東京D)ではロッテの佐々木朗希投手が4回途中2安打1失点(自責点0)と好投した。佐々木が投じた162キロの速球がウィリー・エスカラ外野手の左膝付近を直撃する場面もあったが、13日に佐々木がお詫びに出向いた模様。袋一杯のロッテのお菓子を手渡したが、これにチェコ代表も「リスペクト!」と感謝の反応をしていた。
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11日の試合、佐々木は4回にエスカラへ死球を当ててしまった。エスカラは悶絶。しかし、一塁に向かうと、ダッシュして見せるなど安心させた。イニング途中の交代でベンチに下がる際、佐々木はすれ違ったエスカラに帽子を取って謝っていた。
2日が経過し、ロッテ広報室公式ツイッターでは、佐々木がエスカラのもとを訪れた様子を写真とともに伝えた。エスカラは袋一杯に詰まったロッテのお菓子を手に持っている。佐々木と肩を抱き、記念の2ショットを撮影したようだ。
投稿文面では、「今朝、チェコ代表がホテルを出発する前に自身で購入したお菓子を持ってお詫びに伺ったとの事です」などと紹介されていたが、チェコ代表チーム公式ツイッターがこのお詫びに反応。文面に英語でこう記した。
「ロウキ・ササキがオフの日に早起きし、チームが球場に出発する前にホテルの前でウィリー・エスカラを待っていました。ウィリーの膝に間違ってロケットをぶつけてしまったことを直接謝り、お菓子2袋をくれました。リスペクト!」
オフにわざわざホテルの前まで出向いてくれた佐々木に感謝を記した。痛々しかった死球をきっかけに、爽やかな関係が生まれていた。
(THE ANSWER編集部)