阪神戦で衝撃の2発

　野球のワールド・ベースボール・クラシック（WBC）日本代表は6日、京セラドームで阪神との強化試合に臨み、8-1で勝利した。エンゼルスの大谷翔平投手は「3番・DH」で1974日ぶりに国内試合に出場。衝撃の2本塁打で6打点の大活躍を見せた。ツイッター上では、味方ながら“ドン引き”する侍ジャパンベンチにも注目が集まり、「ヌートバー以外打たれた側にしか見えない笑」「みんなドン引きしてたの笑った」などと反響が集まっていた。

　日本の精鋭たちですら、そのパワーが信じられない様子だった。大谷が放った衝撃的な2本塁打。3回には低めのフォークに完全に泳がされ、片膝を地面につけながら中越え3ラン。続く第3打席では、速球に詰まりながらもパワーで運んだ。2打席連続で場内は沸いたが、その瞬間を見届けた侍ジャパンベンチにも注目が集まった。

　頭を抱え、顔を見合わせるように驚く選手や、もはや笑うしかないメンバーが続出。2本目はヌートバーらが両手を挙げて喜んだものの、ある種“ドン引き”するかのようなリアクションの選手もいた。ツイッター上のファンは、この場面にも注目していた。

「ベンチの味方が数人を除いてみんなドン引きしてたの笑ったな」
「大谷選手は君らの味方だぞw」
「大谷に対して開いた口が塞がらない感じだったもんな、あれはリアルなやつw」
「日本ベンチわろた　みんなドン引きしとる」
「ヌートバー以外打たれた側にしか見えない笑」

　圧巻のパワーを見せつけた大谷。7日のオリックスとの強化試合を経て、9日の1次リーグ初戦・中国戦を迎える。