客席が「断トツ!」と叫んだ大腿四頭筋 17kg絞った会社員が日本一、飲み屋選びには同僚からの配慮
“夏が一番似合う男性・女性”を決めるボディコンテスト「SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)」の決勝大会が12月9日、東京・TFTホールで開催され、予選を勝ち抜いた肉体美自慢が全国から集結した。スタイリッシュガイ部門のミドルクラス(身長170~176センチ)では26歳の浜崎慧が優勝。客席からも「ダントツ」と絶賛の声が飛んだ自慢の大腿四頭筋を武器に、同部門のオーバーオール(総合優勝)にも輝いた。会社の人たちも日頃から応援。飲み会を開くときも「ささみがある店にしよう」などと配慮してくれたという。
各コンテストで輝く選手たちを紹介「ボディコンテスト名鑑#47 浜崎慧」
“夏が一番似合う男性・女性”を決めるボディコンテスト「SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)」の決勝大会が12月9日、東京・TFTホールで開催され、予選を勝ち抜いた肉体美自慢が全国から集結した。スタイリッシュガイ部門のミドルクラス(身長170~176センチ)では26歳の浜崎慧が優勝。客席からも「ダントツ」と絶賛の声が飛んだ自慢の大腿四頭筋を武器に、同部門のオーバーオール(総合優勝)にも輝いた。会社の人たちも日頃から応援。飲み会を開くときも「ささみがある店にしよう」などと配慮してくれたという。
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――優勝した率直な感想は。
「本当に嬉しかったですね。今年は小さい増量を挟んでトータル10か月ぐらい減量をしていて、その努力がようやく実を結んで本当に嬉しいです。体重は今年の1月が78キロぐらいで、今日が61キロだったので、17キロほど落としました」
――減量はしんどかったか。
「しんどかったです。もともとそんなに食べるのが大好きというタイプではないんですが、満足した食事ができない、友達と外食に行けないというのはストレスになっていて。そこをうまくコントロールしながら、爆食しないように気を付けて毎日頑張ってきた甲斐がありました」
――大会に出るのは何回目か。
「昨年ベストボディ・ジャパンに出たのが初めてで、サマー・スタイル・アワード(サマスタ)は今年から。昨年ベストボディに2回、今年はサマスタの千葉大会とこの決勝の2戦なので、合計4回目です」
――客席からかなり激励の声が響いていたが、どういった関係か。
「彼女だったり、私の母親、祖母、あとは大学の友達など。結構色々な友達が来てくれました。あとはそもそも私のことを知らない人も応援してくれて。それが本当に嬉しかったですね。ステージでも聞こえるので、凄く自信に繋がりました」
――コンテストに出場するきっかけは。
「もともと筋トレが趣味だったので、自分がどれぐらい評価される体なのか興味がありました。あとはスポーツモデル部門にああいう体になりたいという憧れの選手がいたので始めました。昨年の年末ぐらいのことです」
――もともと筋トレが趣味とのことだが、スポーツ歴は。
「ラグビーをやっていました。ただ見た通り全然細いので、なかなか結果を残せず悔しい思いをしました。相手にぶつかるというより、いかに敵を避けてピンポイントで走り込むか、というポジションで、イメージしやすいのは五郎丸歩選手ですね。小中高で10年ぐらいと大学でもサークルレベルでやっていました」
――トレーニングを本格的に始めたのはいつ頃から。
「社会人になってからなので、3、4年目ぐらいですね。仕事はメーカーで内勤の営業部門をやっています。在宅勤務なので、今回の減量も凄くやりやすかったです。会社の人もかなり応援してくれていて、飲み会を開くときもささみがある店にしようとか、できるだけ在宅勤務してもいいよとか、凄く理解してもらえたのも大きかったなと思います」
――コンテストに向けて一番しんどかったことは。
「周囲との付き合い方ですね。あとはどう周りに理解してもらうか。結局趣味でしかないので、いかに人に迷惑をかけずにやり続けるかが大事。苦しいところを表に出さない、いかに辛くてもストレスを人にぶつけない、そういったことを気を付けていました」
――逆に一番良かったことは。
「1つ目は、色々な人が自分を応援してくれていると実感できたこと。2つ目は、単純にやったことが結果として出る、その達成感が嬉しかったです。最後が、シンプルに自分が目指すかっこいい体になれたこと。この3点が良かったかなと思います」
――そのかっこいい体の中でも、特に自慢の部位は。
「今年だと(大腿)四頭筋、前脚のカットが自慢です。脚トレは週3ぐらいでやって、かなり高頻度で回して追い込んでいました。しんどいですが、そこにこそ成長の機会があると思ったんです。弱点を強化するために頑張りました」
――確かに客席からも四頭筋に関して「ダントツ!」と歓声が飛んでいましたね。今後の目標は。
「スポーツモデルに挑戦したいと思っています。オフに筋肉を増やし、絞りを増して来年はプロを目指して頑張っていきたいです」
(THE ANSWER編集部・鉾久 真大 / Masahiro Muku)