オールジャパン・フィットネス・チャンピオンシップス

　10日に開催された日本ボディビル・フィットネス連盟（JBBF）主催のコンテスト「オールジャパン・フィットネス・チャンピオンシップス」。ミスフィットネスを制したのは、トランポリン出身の26歳ホープ・美田佳穂だった。

　4位となった1年前は「来年またできれば挑戦して、次は優勝を狙いたいです」と語っていたが、見事に日本一に。

　元トランポリン選手で日体大では全日本インカレ団体2位になったこともある。ただ、腰椎分離症で1年ほど競技に出られない時期があり、不完全燃焼のまま引退。卒業後に本格的にトレーニングを始め、3年足らずで一躍、フィットネス界に名を轟かせた。

　ミスフィットネスはポージングによる筋肉美に加え、90秒以内に音楽に合わせてダンスやアクロバットなどを披露するパフォーマンスランドもある。幼少期から慣れ親しんできたトランポリンの柔軟や跳躍を生かせる競技でもある。

　大会後には、自身のインスタグラムで「大会が近づくにつれて不安と怖さで今まで感じたことのない感情で迎えた1日。去年の悔し涙とモヤモヤ感を、皆さまの声援と祝福が吹っ飛ばしてくれました。応援ありがとうございました！」と感謝をつづっていた。