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17歳のフツーの女子高生がビキニ挑戦 転機は暇だった夏休み、高校生活が「全部変わっちゃった!」

10日に栃木県総合文化センターで開催された日本ボディビル・フィットネス連盟(JBBF)主催の身長別日本一を競うコンテスト「オールジャパン・フィットネス・チャンピオンシップス」。ビキニフィットネス163センチ超級に高校2年生・小池星蓮(せれん)が初出場した。17歳はもちろん全クラスを通じて最年少。今年からビキニフィットネスに挑戦し、169センチのスタイルに自慢の脚と肩を武器にオールジャパンジュニア2位に入るなど、活躍している。今大会はピックアップで敗退となったものの、1年生の夏休みに出会ったトレーニングと学校生活の両立や、ビキニフィットネスの魅力について明るい関西弁で明かしてくれた。

ビキニフィットネス163センチ超級に出場した小池星蓮【写真:中戸川知世】
ビキニフィットネス163センチ超級に出場した小池星蓮【写真:中戸川知世】

コンテストで輝く選手たちを紹介「ボディコンテスト名鑑#30 小池星蓮」

 10日に栃木県総合文化センターで開催された日本ボディビル・フィットネス連盟(JBBF)主催の身長別日本一を競うコンテスト「オールジャパン・フィットネス・チャンピオンシップス」。ビキニフィットネス163センチ超級に高校2年生・小池星蓮(せれん)が初出場した。17歳はもちろん全クラスを通じて最年少。今年からビキニフィットネスに挑戦し、169センチのスタイルに自慢の脚と肩を武器にオールジャパンジュニア2位に入るなど、活躍している。今大会はピックアップで敗退となったものの、1年生の夏休みに出会ったトレーニングと学校生活の両立や、ビキニフィットネスの魅力について明るい関西弁で明かしてくれた。

 ◇ ◇ ◇

――年齢の出場資格をクリアしてオールジャパン初出場。安井友梨選手などトップ選手と同じステージに立ちました。

「せっかく出場権をもらえて、トップ選手がいっぱいいるから一回経験してみたくて、今年は結果はどうあれ出ようと思いました。間近に安井さんがいて、憧れの人だし、一緒のステージに立てて感極まりました。今までの大会と規模も観客も違うし、来年はもっと結果を残せるように頑張ろうって思います!」

――競技を始めたきっかけは1年生の夏休みだったとか。

「すごく暇だったので(笑)。ジムに入会したお母さんに付いていったのがきっかけです。最初は軽い筋トレをやるくらいだったけど、徐々に楽しくなって。最初に(ビギナー向けのコンテスト)マッスルゲートでレギンス部門に出て、今度はビキニに出てみたいと思って、今年の夏から挑戦しています」

――スポーツ歴は。

「小学生の時は空手、卓球、水泳などいろいろやっていて、運動は好きだし、得意。でも、中学・高校は部活も何もやっていなかったので、やってみようと」

――高校生活は一変してしまいましたね。

「もう、全部変わっちゃった!って感じです(笑)」

――ビキニフィットネスに挑戦してみて、苦労も多いのでは?

「大変なこともいっぱいあるけど、高校は制服で黒髪で校則があるので、普段こうやってメイクして、こんなに高いヒールを履くことも、キラッキラのアクセサリーをすることもないから、準備をしている時も楽しいし、(トレーニングを)やった分を見てもらえることが何より楽しいから、何試合も続けて出られる。昔から人前に出たり、話したりは好き。そういう機会が中学以降はなくなっていたから、たまたま出会って、自分の得意なことができるようになってうれしいし、考え方も上向きになった。トレーニングでも食事でも、あれもやってもよう、これも頑張ってみようと挑戦できるようになりました」

――とはいえ、普段は普通の高校生。

「シーズンに向けて5月後半からは、お弁当は鶏の胸肉を100グラム、野菜をちょっと、雑穀を混ぜた米を自分で100グラム詰めて持って行っています。お昼休みになると、みんな食堂で買ってきたものを食べて、匂いがして分かるんです。『あ、唐揚げや!』『誰かカレー食べてる!』って、それはちょっとつらい(笑)。友達に誘われてもスタバは行けない! でも、ここは行ってもOK、これは食べてもOKってなっちゃったら、歯止めが利かなくなるし、ステージに立つ時に自信がなくなっちゃうから我慢。もちろん、さすがにきつい時はご褒美として食べることはあるし、シーズンオフはめっちゃ食べてます!」

――高校生活や今後の目標は。

「ジュニアの世界選手権に出ること。この前(オールジャパンジュニア)は2位だったので分からないけど、この大会で優勝できたら確定。来年は絶対優勝です! 卒業後は大学を考えているけど、トレーニングは続けたいです」

――大会も終了し、ひと段落できる。

「やっと普通のお弁当に戻ります(笑)。(登校再開する)あさっては和食系がいい。肉じゃかとか、おかずをいっぱいお弁当に詰めてほしいです!」

(THE ANSWER編集部)

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