188cm66kg元ガリガリ大学生の変貌 米国留学中に衝撃、情けなさから作り上げた健康美ボディ
一般社団法人ベストボディ・ジャパン協会が主催する「ベストボディ・ジャパン2023千葉大会」が4月29日に千葉市文化センターで開催され、各部門で筋肉美が競われた。ミスター・ベストボディ部門ミドルクラス(30~39歳)では32歳の持田強介がグランプリを獲得した。海外留学時に自分の細さに衝撃を受けて始めたトレーニング。身長188センチという長身を生かした体作りで気をつけていることなどを聞いた。
各コンテストで輝く選手たちを紹介「ボディコンテスト名鑑#12 持田強介」
一般社団法人ベストボディ・ジャパン協会が主催する「ベストボディ・ジャパン2023千葉大会」が4月29日に千葉市文化センターで開催され、各部門で筋肉美が競われた。ミスター・ベストボディ部門ミドルクラス(30~39歳)では32歳の持田強介がグランプリを獲得した。海外留学時に自分の細さに衝撃を受けて始めたトレーニング。身長188センチという長身を生かした体作りで気をつけていることなどを聞いた。
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――優勝おめでとうございます。率直な感想をお聞かせください。
「とても嬉しいです。自分が今まで努力してきたところがしっかり評価されたことが一番嬉しいですね」
――大会に出るようになったのはいつ頃から。
「今年が3年目です。昨年、初めてこの千葉大会で優勝させていただきました。昨年は千葉と関東で優勝して、日本大会で4位に入賞させていただきました」
――トレーニングを始めたきっかけは。
「ジム自体は大学生の頃から通い始めました。それまで運動は特にやっていなくて。米国のオレゴン州ポートランドに短期留学に行ったときに、同じ身長の店員さんと同じ服を買おうとしたら、サイズが2、3違って。店員さんの半袖が自分だと七分袖みたいになっていたんです。それで自分の細さに衝撃を受けて、情けないなと思ってジムに通い始めました」
――体つきや体重はどれぐらい変わったか。
「身長は188センチあるんですが、当時66キロしかなかったんですよ。ガリガリで。そこから一旦90キロまで増やして、今は普通の時で83、83キロ。大会に出る時はだいたい77キロぐらいです」
――トレーニングを始めて良かったことは。
「自己肯定感が上がりました。自分に自信がつくこと、それが日々の生活にも繋がっているので、そういったところが大きいかなと思います」
――お仕事は。
「情報通信系の会社員で、主に営業職をしています。かたわらでトレーニングの勉強もして、トレーナーの資格も4年前ぐらいに取りました。せっかくなのでトレーニングも知識を生かしてやりたいな、と思って独自で勉強しました。副業OKの会社なので、そういう形の働き方もできる、選択肢としてある形ですね」
――トレーニングや食事制限で辛かったことは。
「辛いイメージがあるかもしれないですが、私の場合は結構食べる形の減量をやっていまして。減量期でもお米は少ない時でも800グラムぐらい、多い日だと1.5~2キロぐらい食べています。PFC、つまりタンパク質、脂質、炭水化物のバランスをしっかり押さえてやることであまり厳しさを感じない形で減量できています。ストレスをどれだけ減らせるか、というところに重きを置いています」
――それはトレーナーの資格を勉強する中で学んだことか。
「そうですね。トレーナーの資格とか、あとは世に出ているいろいろな情報の中でどれだけ選別していくか。リテラシーが問われると思うんですが、自分の体で試したりしながらやっています。やはり一番の敵はストレスだと思うので、いかに減量中にストレスを感じずに、元気な体でいられるかというところ。ベストボディ・ジャパンのコンセプトが健康美なので、健康的な美を追求してやっています」
――自慢の部位は。
「背中ですかね。あとは身長が188センチあるので、全体的なバランス、というところです」
(THE ANSWER編集部・鉾久 真大 / Masahiro Muku)