四半世紀、体を鍛え続けた68歳の女王・丹羽裕子の金言「常に笑っておけば年齢が出ない」
先月開催された日本ボディビル・フィットネス連盟(JBBF)主催の「オールジャパンフィットネスチャンピオンシップス」。ミスフィットネスオーバーオールでは68歳の丹羽裕子が優勝した。競技歴約25年のレジェンド。舞台上で若々しさを見せるための技術、これからトレーニングを始める人への金言も教えてもらった。
オールジャパンフィットネスチャンピオンシップス
先月開催された日本ボディビル・フィットネス連盟(JBBF)主催の「オールジャパンフィットネスチャンピオンシップス」。ミスフィットネスオーバーオールでは68歳の丹羽裕子が優勝した。競技歴約25年のレジェンド。舞台上で若々しさを見せるための技術、これからトレーニングを始める人への金言も教えてもらった。
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――20代の選手も参加した中、出場最年長で優勝の快挙です。
「優勝できるなんて本当に思っていませんでした。年が年だし、見ていたらシワが出るだろうしとか、不安だらけでしたが、どうしたら年に見えない立ち方、動き方ができるかを考えました。例えば笑うと顔はリフトダウンするので、常に笑っておけば年齢が出ない。いかに年齢が出ないかという技術を一生懸命磨いて、ごまかす方法を磨いてきた感じです(笑)」
――オールジャパンに初めて出場したのは1998年。約25年の競技キャリアです。
「いつでもこうした方がもっと良くなるんじゃないかと、リベンジ、リベンジでやってきて。来年の方が良くなるかなと思ってやってきたら、また出て、その繰り返し。過程が楽しいので、昨日までが楽しかった。本番はどうでもいい。鍛えるのが辛いけれど楽しいです」
――この競技をやっていて良かったことを教えてください。
「やっぱり身体能力が衰えないこと。柔軟性、機敏性、心肺機能、何から何まで全てが必要になりますから、結構どれもレベルが保てます」
――これからボディメイクを始めたいと思っている人に、伝えられることはありますか。
「若い人は骨格がキレイなので、何をやっても成長すると思います。でも、50歳を過ぎると姿勢が悪くなる。その状態のままトレーニングしてもカッコよくはなりません。自分の骨格が綺麗な状態でトレーニングしていただくと、骨に筋肉がついているので、綺麗な形に筋肉もつく。骨の形が崩れると綺麗な筋肉はつかない。年配の方はそれを意識してやっていただければ」
(THE ANSWER編集部)