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転機は15kgのダイエット 42歳から始めた筋トレで日本一、試練も越えた齋藤優子が涙

日本ボディビル・フィットネス連盟(JBBF)主催の「オールジャパン マスターズ フィットネスチャンピオンシップ」が18日に神奈川・茅ヶ崎市民文化会館で開催され、ボディフィットネス45~54歳160センチ超級では48歳の齋藤優子が優勝した。今年4月に交通事故に遭い、出場が危ぶまれた時期もあったが、試練を乗り越えた頂点に涙を流した。

ボディフィットネス45~54歳160センチ超級で優勝した齋藤優子【写真:中戸川知世】
ボディフィットネス45~54歳160センチ超級で優勝した齋藤優子【写真:中戸川知世】

オールジャパン マスターズ フィットネスチャンピオンシップ

 日本ボディビル・フィットネス連盟(JBBF)主催の「オールジャパン マスターズ フィットネスチャンピオンシップ」が18日に神奈川・茅ヶ崎市民文化会館で開催され、ボディフィットネス45~54歳160センチ超級では48歳の齋藤優子が優勝した。今年4月に交通事故に遭い、出場が危ぶまれた時期もあったが、試練を乗り越えた頂点に涙を流した。

 頂点に立ち、優勝メダルを首から下げた齋藤は、舞台袖で号泣した。

「周りの人がいなければ優勝できなかった。いろんな人たちに感謝したいです」

 今年4月、運転中に交通事故に遭い、首と背中を痛めた。救急車で運ばれ「もう無理かなと思っていた」。約1か月間トレーニングができず、今も痛みを抱えるが闘志は消えなかった。

 42歳だった6年前に始めた筋トレのきっかけはダイエット。1年で約15キロ落としたが「マラソンが辛くなってきたところ」で、トレーナーからボディメイクを勧められ、この競技を始めた。

 試練を乗り越えた日本一。「本当に皆に感謝しかない」と涙は止まらなかった。

(THE ANSWER編集部)

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