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食べることも「稽古」の力士たち ある相撲部屋で導入したボディメンテ ゼリーとは?

東京、荒川区にある藤島部屋。この日、師匠、18代藤島親方(元大関武双山)がじっと見守るなか、13人の力士が稽古に取り組んでいた。

力士のコンディション維持の基本は「食べて、鍛えて、休養を取る」

 東京、荒川区にある藤島部屋。この日、師匠、18代藤島親方(元大関武双山)がじっと見守るなか、13人の力士が稽古に取り組んでいた。

 土俵ではぶつかり稽古が、その周りでは相撲を取り終わった力士たちが、それぞれトレーニングに励む。てっぽう柱に向かう者、腕立て伏せや石を持ってのスクワットを行う者。彼らの熱気で、稽古場の窓ガラスは曇っていた。

「力士がよいコンディションを維持するのに必要なのは、栄養あるものを食べて、鍛えて、休養を取る。これだけです。

 鍛える上では、やはりまわしを締めて行う、土俵での稽古が一番大事。年間を通して結果を出すには、体も精神もタフでなければならない。そうなるには、稽古の積み重ねしかありません。稽古を積み重ねた結果が出るのは、何か月後か、何年か後かはわかりませんが、毎日、できることを目一杯やる。上に行く力士は皆、やっていると思います」(藤島親方)

 力士にとって「食事(ちゃんこ)」が非常に大切であることは、よく知られている。彼らの食事は、朝稽古の後と夜の1日2食が基本。そして、朝稽古後の食事でたっぷり栄養を摂った後の昼寝も、体を大きくする上で欠かせない。

「うちでは、部屋の兄弟子が『ちゃんこ長』となり、昔から伝わるちゃんこ鍋を中心とした献立を考えます。ちゃんこ鍋の中身はだいたい、たっぷりの野菜と肉や魚。我々はいちいちカロリー計算などはしませんが、これと、米や他のおかずと合わせ、栄養バランスよく食べています。

 量はとにかくたくさん食べる。うちの部屋では、朝、4、5升ぐらいの米を炊いていると思いますよ。
体重は落とすのも大変ですが、増やすのも大変です。うちの部屋にも小さい力士がいますが、大きくなるために必死に食べています。力士にとって食べることは稽古と同じですから」(藤島親方)

オフシーズンがない力士、武将山は十両昇進により取組数は7から15に

「十両に上がり、より気持ちが引き締まる思いです」。2021年1月、藤島部屋の武将山は入門から7年目で十両昇進を決めた。現在の藤島部屋では、18代藤島親方が師匠になってから、初の関取となる。

「(関取になり)やはり意識は変わりました。例えば稽古場でも、相撲だけでなくトレーニングも率先して行うなど、行動一つひとつ、他の力士の見本となるよう、自覚をもって取り組んでいます」

 関取となった今年、武将山の取組の数は、昨年までの一場所7から15と倍になった。これが、思いのほかコンディションの状態に響いている、という。

「15番になっても、以前とそれほど変わらないと思っていましたが、最初の場所から本当にきつかった。やはり対戦相手も自分より大きい方がいますし、1日1番とはいえ、毎日相撲をとることはこんなにもきついのかと思いました。体力もそうですが、負けてもまた次の日に取り組みがあるため、気持ちを合わせることが難しい。今はとにかく、体力負けしないよう、毎日の稽古に取り組んでいます」(武将山)

 大相撲は15日間の場所が2か月に1回、年間を通して続く。また、コロナ禍の影響により2020年の冬以降、中止となっているが、通常は場所後に地方巡業もある。「力士のコンディショニングで難しいのは、オフシーズンがないこと」と藤島親方。「まとまった休みがとれないため、ケガをすれば、相撲を取りながら治さなければならない」

 前述の通り、大相撲もコロナ禍の影響を受け、本場所の中止や無観客開催、そして地方巡業の中止と打撃を受けた。通年以上に、力士の体調管理が要求されるなか、藤島部屋は2020年の春から、ボディメンテを導入した。

導入したボディメンテ ゼリー「本当にコンディションが良くなった」

「やはり未知の事態ですから、コンディション管理のうえでもできることは少しでも取り入れたかった。体調管理が気になっていたところ、トレーナーの方にボディメンテをすすめられ、毎日、就寝前に力士全員、摂るようにしました。

 今では皆、摂らないと気持ち悪い、という感じだと思います。自分も飲んでいますが、味も美味しいですし、ゼリー状で摂りやすいです」(藤島親方)

「子どものころからコンディション維持が難しかった」という武将山は、部屋で導入する以前から、ボディメンテを愛用していたという。

「入門後も、場所前などの大事な時期にコンディションを合わせることに苦労していました。それで、部屋のみんなが使うよりも1年以上前から、個人的に摂っていたんです。ボディメンテを使い始めて3年目になりますが、大げさに言うのではなく、本当にコンディションが良くなったと感じています。ボディメンテはいろいろな栄養が入っていますし、味もおいしくて、大好きなんです」(武将山)

 武将山が得意とするのは、現役時代、「平成の怪物」と謡われた、師匠・藤島親方と同じ押し相撲。身長172cm、体重170kgの体をぶつけ、押しや突っ張りで相手を攻めたてる。

「十両になりましたが、上には上がいます。これからも、相手に合わせるのではなく、真っ向勝負で押し相撲を取っていきたい。自分にとっては師匠が一番の手本です。師匠のような迫力のある押し相撲に、少しでも近づけるよう頑張ります」

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(THE ANSWER編集部)