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自宅でも確実に筋肉をつけられるトレーニング法 “筋トレ初心者”の王道4種目とは

バズーカ岡田氏が指南「初心者のための自重トレプログラム」

【初心者のための自重トレプログラム】

 腕立て伏せ→腹筋→背筋→スクワットの流れで、各種目をそれぞれ30秒間、続けて行う。正しいフォームを重視して動くと効果的。休息を1~1.5分とり、同じ種目を3セット行って、次の種目に移ります。

<腕立て伏せ 30秒×3セット>

 肩幅よりも広くとり、胸の横で手のひらを床に着ける。かかとから頭までを一直線に保ったまま、床すれすれまで胸を下げて、上げる。上げた時、肘を伸ばし切って休まない。

※難しい人は膝をついて行ってもよい

<腹筋 30秒×3セット>

 両膝を立てて床にあお向けになる。背骨を丸めていくイメージで、最低でも肩甲骨が床から離れる位置まで上体を丸めていく。余裕のある人は腹筋から力が抜けないところまで上げていく。戻す時は、腰から肩に向かって背中が少しずつ床についていくようにする。

※難しい人は両手を前に伸ばして行う。

<背筋 30秒×3セット>

 床にうつ伏せになり、両腕は頭上に伸ばして手のひらを内側に向ける。両腕両脚をそれぞれやや広げる。両腕両脚を同時にゆっくりと上げて腰を反らし、下ろす。下ろした時、完全に脱力して休まない。

※難しい人は両腕を前に伸ばさず、体の横にそわせる。

<スクワット 30秒×3セット>

 両足を肩幅に開き、両腕は肩の高さで前に伸ばす。お尻を後ろに引いていき、太ももと床が平行になるまで膝を曲げる。立ち上がる際、膝を伸ばし切って休まないこと。

<斜め懸垂 30秒>

 肩幅の1.5倍程度に両手を開いて鉄棒を掴む。両腕を伸ばし、かかとから頭までが一直線になるよう調整。胸を鉄棒に引き寄せていき、再び下ろしていく。腕を伸ばす際、肘は伸ばし切って休まない。

(長島 恭子 / Kyoko Nagashima)

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岡田 隆

1980年、愛知県生まれ。日体大准教授、柔道全日本男子チーム体力強化部門長、理学療法士。16年リオデジャネイロ五輪では、柔道7階級のメダル制覇に貢献。大学で教鞭を執りつつ、骨格筋評論家として「バズーカ岡田」の異名でテレビ、雑誌などメディアでも活躍。トレーニング科学からボディメーク、健康、ダイエットなど幅広いテーマで情報を発信する。また、現役ボディビルダーでもあり、2016年に日本社会人ボディビル選手権大会で優勝。「つけたいところに最速で筋肉をつける技術」「HIIT 体脂肪が落ちる最強トレーニング」(ともにサンマーク出版)他、著書多数。バズーカ岡田公式サイトhttps://bazooka-okada.jp/

長島 恭子

編集・ライター。サッカー専門誌を経てフリーランスに。インタビュー記事、健康・ダイエット・トレーニング記事を軸に雑誌、書籍、会員誌で編集・執筆を行う。担当書籍に『世界一やせる走り方』『世界一伸びるストレッチ』(中野ジェームズ修一著)など。

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