なぜ、あなたの腹は出ているのか 「腹だけ出る人」が逆に引き締めやすい理由
各地で梅雨が明け、本格的な夏が到来しようとしている。すると俄然、気になるのが、ポッコリせり出す腹の肉だ。日体大准教授として教鞭を執りながら、現役ボディビルダーとして活躍。また“骨格筋評論家”バズーカ岡田の異名でメディアでも活躍する岡田隆氏に効果的な“シックスパック”のトレーニングについて聞いた。
1か月で効果実感? バズーカ岡田が説く、せめて欲しい“フラットなお腹”の作り方
各地で梅雨が明け、本格的な夏が到来しようとしている。すると俄然、気になるのが、ポッコリせり出す腹の肉だ。日体大准教授として教鞭を執りながら、現役ボディビルダーとして活躍。また“骨格筋評論家”バズーカ岡田の異名でメディアでも活躍する岡田隆氏に効果的な“シックスパック”のトレーニングについて聞いた。
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カッコいい体、美しい体を語る上で欠かせないのが腹筋。もはや「割れた腹筋である理由」を語る必要があるのか? というほど、「カッコいい体=シックスパック」のイメージが定着しています。
「腹の脂肪はなかなか減らなくて……」と思われるかもしれませんが、男性の場合、ダイエットの成果をいち早く実感できます。男性は「腹だけが出る人」が多いのですが、それはホルモンの関係で腹にだけ存在する内臓脂肪がつきやすいため。腹部に体脂肪が集中してつきやすい男性は、反対に言えば腹部が引き締まりやすい、とも言えます。“バキバキに割れたシックスパック”になるのはそれなりに大変ですが、“筋肉の割れ目がうっすら見えるフラットなお腹”には、割とすぐに辿り着けます。
だからといって100回、200回とむやみにシットアップを続けるだけでは、シックスパックにはなかなか辿り着きません。なぜなら腹を凹ませたいなら、筋肉をつけるよりも脂肪を削る作業が重要だからです。
「腹筋はキッチンで作られる」。これはボディビル世界チャンピオンでもあった、かのアーノルド・シュワルツェネッガーの言葉です。彼の言葉にあるように、腹筋を割りたいならば、まずは食事のコントロールが最も重要です。