東京五輪の聖火リレーコンセプト決定 東北被災3県へ“復興の火”、総日数は114日以上
東京2020組織委員会はこの日までに、東京オリンピック・パラリンピックの調整会議を行い、聖火リレーコンセプトについて話し合った。
聖火リレーのコンセプト決定、オリンピック発祥の地・ギリシャで採火した“復興の火”は被災3県へ
東京2020組織委員会はこの日までに、東京オリンピック・パラリンピックの調整会議を行い、聖火リレーコンセプトについて話し合った。
コンセプトは、「Hope Lights Our Way/希望の道を、つなごう」。コンセプトの柱となる3つの視点「復興・不屈の精神」「違いを認めあう包容力」「祝祭による一体感」を盛り込んでいる。
聖火は全国を回ることも決まった。震災から10年目となる被災地も巡回。復興に尽力する関係者に、元気や力を届けること。また、震災当時世界中から寄せられた支援や励ましに対して、復興を遂げる日本の姿を、感謝の気持ちとともに世界に発信。困難を乗り越える人々の力、不屈の精神を伝えるという目的も掲げている。
聖火リレーの総日数については、114日と移動日を加えたものとなる見込み。全47都道府県を回り、被災3県と複数種目を実施する千葉、埼玉、神奈川、静岡の4県は3日間、開催地東京は15日間、その他道府県は2日間とすることも決定した。詳細なルートなどについては今後決定する。
またオリンピック聖火リレーの開催に先立って、復興オリンピック・パラリンピックの観点から、オリンピック発祥の地・ギリシャで採火した火を“復興の火”として、被災3県(岩手、宮城、福島)で順次展示する。詳
細は今後決まる。
(THE ANSWER編集部)