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「日本は誇りに思うべき」 CBC記者が日本での1か月半を回想「私のハイライトになった」

東京五輪の開幕前から日本入りし、パラリンピック閉幕まで長期に渡って取材をしてきたカナダ公共放送「CBC」のレポーター、デビン・ハーロウ氏がCBC公式サイトで両大会を取材して感じたことをレポートしている。競技の取材のみならず、現地での様々な触れ合いを通じて「日本は誇りに思うべき」と振り返っている。

海外レポーターが東京五輪を取材して感じたことをレポートしている【写真:AP】
海外レポーターが東京五輪を取材して感じたことをレポートしている【写真:AP】

ハーロウ氏がレポート「これらの物語をシェアするのがとても光栄な理由だ」

 東京五輪の開幕前から日本入りし、パラリンピック閉幕まで長期に渡って取材をしてきたカナダ公共放送「CBC」のレポーター、デビン・ハーロウ氏がCBC公式サイトで両大会を取材して感じたことをレポートしている。競技の取材のみならず、現地での様々な触れ合いを通じて「日本は誇りに思うべき」と振り返っている。

 セブンイレブンへの愛を発信するなどし、すっかりお馴染みになったハーロウ氏。すでに帰国しているが、CBCの電子版では「ユニークなオリンピックとパラリンピックで困難からの回復力を見せるために、カナダ選手たちがどのように立ち上がったか」とのタイトルでレポートを掲載している。

 同氏にとって日本での経験は思い出深いようで、「これ(東京オリパラ取材)は私のキャリアにとってハイライトとなった。私の旅は、夜な夜な通ったセブンイレブンで主に体力を補給した。このことが日本中ですぐさま全国ニュースになった。リポートの後にはすぐに、たくさんのパッケージや贈り物、手紙をもらった」と記している。

 日本のテレビ局にも取り上げられるなどしたハーロウ氏のもとには、日本人からの様々な贈り物や手紙が届いたことでも話題になった。これについても「手紙には、感謝と誇り、参加できなかった大会との個人的な繋がりが織り交ぜられていた」と振り返っている。

 そして「日本は誇りに思うべき」として、「この(国際的なパンデミックの)状態は極めて困難な状況を作り出した」と続けている。

 過去に例のないコロナ禍での両大会だったが、裏方として尽力した多くの日本人とも接した感想として「オリンピックとパラリンピックの開催について、複雑な思いを抱くボランティア、組織委員、セキュリティ、市民と多くの交流と会話をした」「大会が始まると、人々は彼ら自身の夢、目標、そして願望を思い出した。彼らは集団で何かを体験することがどんなものなのか思い出したようだ。私にとって、それこそが、これらの物語をシェアするのがとても光栄な理由だ」ともつづっている。

 母国選手の活躍だけでなく、日本人の温かさにも触れたハーロウ氏。1か月半にも及んだ日本での日々は忘れえぬものになったようだ。

(THE ANSWER編集部)

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