見えなくても伝わる粋な祝福 米パラ選手が代表団に感謝「これスーパーイケてるね」
東京パラリンピックは27日、男子走幅跳(T11)でレックス・ジレット(米国)が銀メダルを獲得した。米国代表団は粋な祝福の映像をSNSに公開。ドアに貼られた点字のメッセージをジレットが読む姿に、ファンからは「美しい」「最高だね」と反響が寄せられている。
米国代表団、銀メダリストへ送ったメッセージが話題
東京パラリンピックは27日、男子走幅跳(T11)でレックス・ジレット(米国)が銀メダルを獲得した。米国代表団は粋な祝福の映像をSNSに公開。ドアに貼られた点字のメッセージをジレットが読む姿に、ファンからは「美しい」「最高だね」と反響が寄せられている。
5大会連続メダリストも驚いた。壁に貼られた1枚の紙。米国パラリンピック選手団のエンブレムが入っている。文字とともに点字が刻まれているようで、視覚障がいを持つジレットは触読した。「メダル獲得おめでとうございます」「米国代表団の一員になってくださりありがとうございます」などと声に出しながら読み終えると、「これはスーパーイケてるね」と驚いた様子でつぶやいた。
米国代表団は公式TikTokで実際にジレットがメッセージを読む動画を公開。動画内では「米国代表選手はメダルを獲得すると、祝福メッセージがドアに貼られます」などと説明を加えた。これに米ファンからは「今回のパラリンピックは素晴らしい!」「涙が出るね」「美しいわ」「おめでとう」「最高だね」などとコメントが寄せられている。
36歳のジレットは、男子走幅跳(T11)の世界記録を保持。2004年のアテネから5大会連続で銀メダリストとなった名手にとっても、粋な祝福はサプライズだったようだ。
(THE ANSWER編集部)