両足義足で驚異の世界新記録 ヨングが走り幅跳び6m16で金 中西麻耶6位、高桑早生8位
東京パラリンピックは28日、陸上女子走り幅跳び(義足T64)が行われ、25歳のフルール・ヨング(オランダ)が自身が持つ世界記録を更新する6メートル16で優勝した。
両足義足のオランダ25歳ヨングが6メートル超えで金メダル
東京パラリンピックは28日、陸上女子走り幅跳び(義足T64)が行われ、25歳のフルール・ヨング(オランダ)が自身が持つ世界記録を更新する6メートル16で優勝した。
驚異のワールドレコードを打ち立てた。1本目、ヨングはスピードに乗った助走で踏み切ると、6メートルラインを越える大ジャンプ。ヨングはすぐさま歓喜の雄叫びを上げ、記録を確信した。自身が持つ記録を10センチ塗り替える6メートル16。3、5本目はファウルとなったものの、6メートルラインを越える跳躍を見せ、圧倒的な実力を発揮した。
16歳で病気により両足膝下を切断したヨングは、2019年の世界選手権で5メートル21の世界記録を樹立し、以降も記録を塗り替え続けてきた。大会公式の英語版ツイッターは「フルール・ヨングがまたやってくれた!!!」と称賛。「女子走り幅跳び1回目で自身の持つT64クラスの世界記録を更新。フルーはこの4か月で3度目の世界新記録を樹立した」と紹介した。
日本の中西麻耶は5メートル27で6位、高桑早生は4メートル88で8位に入った。
(THE ANSWER編集部)