見知らぬ海外選手に励まされた日本人、試合後のエレベーターで贈り物「温かい気持ちに」
東京五輪は8日に幕を閉じた。これまでとは異なる大会。選手同士の交流も限られる中にあったが、陸上・男子50キロ競歩に出場した勝木隼人(自衛隊)は、試合後のエレベーターで海外選手に励まされたエピソードをSNSで紹介。小さなプレゼントも受け取っており「ものすごく温かい気持ちになり、元気が出ました」と明かしている。
陸上・男子50キロ競歩の勝木隼人がSNSでエピソード明かす
東京五輪は8日に幕を閉じた。これまでとは異なる大会。選手同士の交流も限られる中にあったが、陸上・男子50キロ競歩に出場した勝木隼人(自衛隊)は、試合後のエレベーターで海外選手に励まされたエピソードをSNSで紹介。小さなプレゼントも受け取っており「ものすごく温かい気持ちになり、元気が出ました」と明かしている。
勝木は6日に行われたレースは4時間6分32秒で30位だった。9日に自身のツイッターを更新。金色に輝くピンバッジを写真で公開した。「COLOMBIA」「TOKYO 2020」の文字とロゴが描かれている。
文面では「今大会ではコロナ禍ということもあり海外選手との交流はほとんどなかったんですが、試合後のエレベーターで『元気出せよ!』という表情で私の手にこのバッジを渡し、肩を叩いてくれたコロンビアの選手本当にありがとう」と、レース後の出来事を明かした。「ものすごく温かい気持ちになり、元気が出ました」ともつづっている。
勝木は続けて「言葉を交わすことなく彼はこの直後に降りてしまったので、誰だか知りたい…」と投稿し、その時点では見知らぬ選手だった様子。しかし、同じレースで11位だった29歳ホセ・モンタナ(コロンビア)であったことがその後判明し、「心の温かい素敵な選手ですので、もし良ければ今後彼のことも応援して頂ければと思います」と呼び掛けていた。
(THE ANSWER編集部)