「2番目の母国・日本の皆さんへ」 NZ女子が“45秒の日本語”で感謝「どもありがとう」
東京五輪の女子7人制ラグビー・ニュージーランド代表のシーレイ・カカがインスタグラムを更新。約45秒間に渡り、日本語で感謝を伝えている動画を公開した。獲得した金メダルを首から下げ、感極まった様子も見せたシーレイ。「2番目の母国である日本のファンの皆さんへ……」などと投稿文面にはつづっている。
女子7人制ラグビー代表のシーレイ・カカが日本語で感謝
東京五輪の女子7人制ラグビー・ニュージーランド代表のシーレイ・カカがインスタグラムを更新。約45秒間に渡り、日本語で感謝を伝えている動画を公開した。獲得した金メダルを首から下げ、感極まった様子も見せたシーレイ。「2番目の母国である日本のファンの皆さんへ……」などと投稿文面にはつづっている。
日本語で、気持ちを伝えた。7月31日、決勝でフランスを倒し、ニュージーランドは金メダルを獲得。チームメートと並んだシーレイは、マイクを前に最初は英語で話していたが、「ありがとうございます。本当にうれしいです」とすぐに日本語に切り替えて語り始めた。
「この大会を勝つことができたのは素晴らしいです」と流暢に話すと、感極まったのか口元を押さえてしばし沈黙。また日本語を続け「フランスチームはすごく強かったです。守りも攻めもフィジカルも良く、パフォーマンスに感動しました。コーチもファンの皆さんにもありがとうございますと言いたいです」と感謝を伝えた。
「コロナでたくさんの試合ができず、大会も中止になりました。でも、チーム皆が本当に頑張って、一生懸命トレーニングしてきました。そのチームは私の誇りです」と金メダルを獲得したチームを称え、最後は「これからも頑張ります。よろしくお願いします」笑った。すると同僚たちも「アリガトウゴザイマース!」と続いていた。
約45秒、日本語で語り続けた実際の映像をシーレイは自身のインスタグラムに公開。「私たちの2番目の母国である日本のファンの皆さんへ……。あなた方のためにこのスピーチを用意しましたよ!」などと英語で記し、日本語でも「どもありがとうございます」と文面につづっている。
海外ファンからは「泣いた。最高」「“誇り”って言葉ですらもの足りない!」「とてもアメージング」「ホスト国の言語に敬意を示す完璧な模範」「完璧に決めたね!」「とってもスペシャルよ、レイ」「これは凄く感心しちゃう」「美しいわ」などと反響が寄せられている。シーレイの夫はラグビー・トップリーグの日野に所属しているFBギリース・カカ。以前から日本の風景を自身のインスタグラムに投稿するなどしていた。
(THE ANSWER編集部)