陸上でニッポンの技術力発揮 大忙しの“助っ人”に米脚光「過去の五輪と異なる美学」
東京五輪で様々な競技が行われている中、陸上のフィールドが注目を浴びた。海外キャスターの目に留まったのは砲丸投げ。投てき種目で大活躍の「自立走行ロボット」の動画をツイッターに公開すると、米メディアも「過去の五輪と異なる美学」「人工知能で操作されている」と脚光を浴びせている。
海外メディア注目、フィールドで走り回るロボットとは
東京五輪で様々な競技が行われている中、陸上のフィールドが注目を浴びた。海外キャスターの目に留まったのは砲丸投げ。投てき種目で大活躍の「自立走行ロボット」の動画をツイッターに公開すると、米メディアも「過去の五輪と異なる美学」「人工知能で操作されている」と脚光を浴びせている。
フィールドを駆け巡っているのは選手ではない。小さな車だ。投てき種目で選手が放ったハンマーや砲丸を運ぶ「自律走行ロボット」。ラジコンではなく、自ら動いているようだ。忙しそうにせっせと動き回っている。
アイルランドの公共放送「RTE」のキャスター、ダミエン・オミーラ氏が動画を公開。「大会後にこれらの車が手に入れられるなんてことありませんか? 友人のために聞いてます……」と文面につづっている。米ヤフースポーツでも「謎が解けた:あの小さなロボットカーは陸上競技で何を運んでいるのか?」の見出しで記事を公開。こう説明している。
「これらの車は過去の五輪と異なる美学とともに利用されてきた。リオではピックアップトラックで、ロンドンではミニクーパーだった。東京のリカバリーロボットの真の工夫は、上記2つがリモートコントロールだったのに対し、人工知能で操作されている点だ」
トヨタ自動車が開発した自立走行ロボット。“未来的”な助っ人に対し、記事では「搭載されたカメラとコンピューターによって最適な輸送経路が決められている」と紹介している。
(THE ANSWER編集部)