五輪選手村の食事も紹介

　東京五輪を取材する海外記者は来日後、行動制限を受けながらも様々な形で日本文化に触れている。そんな中、米メディアは「東京五輪で見た最高のフードはこれ」との見出しで記事を掲載。日本の美味しい食べ物を伝えている。

　米大手放送局「NBC」は寿司、スパイシーラーメンなどに続き、日本のファストフードについてレポート。米国発祥のマクドナルドに関しては「日本でしか食べられないエビフィレオはとても高い評価を得ている」と紹介し、「他のチェーン店ではKFCも存在感を発揮」とも伝えている。

　また、記事ではネスレの人気商品「キットカット」も紹介。「人気のチョコレート商品は日本で生まれたものではないが、たくさんの種類が売られている。試験前の子供に両親がお守りとしてキットカットを渡すのが一般的になっているもの理由の一つ」と、「きっと勝つ」のゲン担ぎを紹介していた。

　五輪選手が過ごす選手村の食事についても、記事では好意的に伝えられている。7人制ラグビー米国女子代表のイロ―ナ・マーが、自身のTikTokに餃子を食べる様子を公開し、「ドラマチックではないが、これは私の人生で最高の餃子」と投稿していたことを紹介。「他の動画では揚げたカマンベール、ラーメン、春巻きを堪能。五輪選手村の食事は見逃せない」と伝えている。

　またテニスのオーストラリア代表・ダリア・ガブリロワが、選手村の食事について「（2016年五輪の）リオよりずっといい！」と話したことも紹介されている。