スピードスケート出身のCBCレポーター・バクシスさんに「親友」小平奈緒がサプライズ

　東京五輪取材のために来日し、コンビニおにぎりの開封を巡ってネット上で話題を呼んでいた海外レポーター。このほど、日本の五輪金メダリストから心温まるサプライズの贈り物が届いた。レポーターが実際の写真をアップし、「超可愛い」「美しい友情」と話題を呼んでいる。

　元スピードスケートのオリンピアンで、現在はカナダ公共放送局CBCのレポーターを務めるアナスタシア・バクシスさんは大会期間中、コンビニおにぎりに挑戦したものの、うまく開封できない様子をツイッターにアップ。「助けてください」と日本語で助けを求めたところ、多くの助言が届き、数日後に開封を成功させたことを報告。ネット上で生まれた交流が話題になっていた。

　このバクシスさんに心温まるサプライズを行ったのが、平昌五輪スピードスケート女子500メートル金メダリストの小平奈緒だった。バクシスさんは1日、ツイッターに1枚の写真をアップ。そこでは、バクシスさんが足元を両手で指差している。履いている黒の靴下をよく見ると、おにぎりのたくさんのイラストが……。今のバクシスさんには、ぴったりのソックスだった。

　投稿では「ナオ・コダイラ、おにぎりソックスをありがとう。あなたの友情にとても感謝しています」と英語で感謝し、小平から贈られたものと説明。さらに、日本語で「おにぎり靴下ありがとうございます……カナダで履いて、あなたと日本のことを考えます」とも記していた。

　バクシスさんの現役時代から交流があった小平は、おにぎり開封が話題になった後に「日本の皆さま、私のカナダの親友を励まし、助けてくださってありがとうございました」と投稿し、今回は「今回は会うことができないけれど、日本の素敵な出来事をいつでも思い出して欲しくて、おにぎりサプライズをしてみました　喜んでくれて私も嬉しいです！　#おにぎりサプライズ　#大成功」と記した。

　バクシスさんの投稿には「素晴らしい靴下だ」「なんてクールなの」「最高の友情」「可愛らしいソックスと美しいフレンドシップ」「超可愛い靴下だ」などのコメントが相次ぎ、可愛らしい靴下のデザインと2人の友情に胸を打たれた様子だった。