競泳で起きた珍事 ゴーグルずれたまま100m完泳の米女子選手「今まで経験したことは…」
東京五輪で31日に行われた競泳400メートル混合メドレーリレー決勝で、米国の第2泳者リディア・ジャコビーは飛び込んだ際にゴーグルが大きくずれるハプニングに遭ったが、最後まで泳ぎ切った。国際水泳連盟(FINA)公式インスタグラムが決定的瞬間を捉えた画像を公開し、話題を呼んでいたが、本人は「今まで経験したことがなかった」と振り返っている。
400m混合リレーの第2泳者でハプニング「その状態で全力を尽くしました」
東京五輪で31日に行われた競泳400メートル混合メドレーリレー決勝で、米国の第2泳者リディア・ジャコビーは飛び込んだ際にゴーグルが大きくずれるハプニングに遭ったが、最後まで泳ぎ切った。国際水泳連盟(FINA)公式インスタグラムが決定的瞬間を捉えた画像を公開し、話題を呼んでいたが、本人は「今まで経験したことがなかった」と振り返っている。
平泳ぎの第2泳者を務めたジャコビーは飛び込んだ際にゴーグルがずれた。息継ぎで水面から上がった顔を見ると鼻の下どころか、レンズ部分とゴム紐が口に入っているように見える。しかし、最後まで泳ぎ切り、第3泳者につないでチームは5位となった。
米放送局「NBC」のニュース番組「TODAY SHOW」の記事によると、ゴーグルがずれたことについて「今まで経験したことはありませんでした」と振り返ったジャコビー。「水中に入った時点で自分のコントロールできる範疇ではなかったので、その状態でできる全力を尽くしました」と切り替え、泳ぎ切ったことを明かしたという。
FINA公式インスタグラムは「リディア・ジャコビーの信じられない奮闘」と息継ぎの際に顔から大きくずれたゴーグルを捉えた写真を掲載しており、話題を呼んでいた。女子100メートル平泳ぎでは金メダルを獲得していたジャコビー。チームとしてメダル獲得はならなかったものの、諦めずに泳ぎ切った姿勢がクローズアップされていた。
(THE ANSWER編集部)