バスケ日本、3連敗で終戦 八村塁は13得点も世界4位の壁高く…悲願の五輪1勝ならず
東京五輪のバスケットボール男子1次リーグC組は1日、日本が第3戦で世界ランク4位のアルゼンチンと対戦。77-97で敗れ、3連敗で終戦となった。エース八村塁は徹底したマークに苦しみ、13得点だった。渡邊雄太は17得点だった。
1次リーグ第3戦、世界4位アルゼンチンと対戦
東京五輪のバスケットボール男子1次リーグC組は1日、日本が第3戦で世界ランク4位のアルゼンチンと対戦。77-97で敗れ、3連敗で終戦となった。エース八村塁は徹底したマークに苦しみ、13得点だった。渡邊雄太は17得点だった。
迎えたグループリーグの最終戦。スペイン、スロベニアに連敗で崖っぷちの日本だが、勝てば準々決勝に進出。同じく連敗も、勝てば8強入りできるアルゼンチンとのサバイバルマッチに臨んだ。
第1クオーター(Q)からアルゼンチンの3ポイントシュートが次々と決まり、じわじわと点差を広げられていく。日本は八村が厳しいマークを受け、なかなかチャンスを作れない。10点のビハインドで第1Qを追えると、第2Qでは食らいついたがなかなか点差は縮まらない。38-46と、8点を追う展開で前半を折り返した。渡邊雄太が強気のプレーで引っ張ったが、八村は2得点にとどまった。
後半の立ち上がり、八村塁がレイアップを沈め42-46と4点差に迫る。しかしここからアルゼンチンに立て続けに3ポイントを沈められるなど、再びリードを広げられ、53-65で第3Qを終了した。最終Qも相手の3ポイントを防ぎ切れず、敗れた。
初戦のスペイン戦で20得点、2戦目のスロベニア戦で34得点と奮闘した八村だったが、この日は13得点。フィールドゴールの成功率は35%にとどまった。
八村、渡邊雄太と2人のNBAプレーヤーを擁し、史上最強と称された日本。悲願の五輪1勝が期待されたが、世界の壁は厚く3連敗で大会を終えた。
(THE ANSWER編集部)