なでしこ、優勝候補に1-3で敗退 涙の岩渕「結果が全て」高倉監督「追う重圧あった」
東京五輪・女子サッカーは準々決勝が行われ、世界ランク10位の日本が同5位のスウェーデンに1-3で敗れた。優勝候補相手に1-1で前半を折り返すも、後半はPKなどで失点。メダルを逃した。
東京五輪・女子サッカー準々決勝
東京五輪・女子サッカーは準々決勝が行われ、世界ランク10位の日本が同5位のスウェーデンに1-3で敗れた。優勝候補相手に1-1で前半を折り返すも、後半はPKなどで失点。メダルを逃した。
日本は前半7分、エリクソンのヘディングシュートで失点。それでも23分に長谷川のクロスから田中が得点。同点で後半を迎えたが、8分にブラックステニウスに決められて勝ち越しを許すと、23分にはPKで失点。1-3とリードを広げられた。
強豪相手に力負け。試合後、テレビインタビューに臨んだ高倉麻子監督は「力のあるチームとの一発勝負。相手が良いチームだったので及びませんでした」と振り返った。
勝敗を分けた部分については「なかなかここで答えを出すのは難しいけど、負けた事実はあるので、自分たちの武器以上の何かを持たないといけない」とコメント。「女子サッカー自体が凄い速度で進化を遂げている中で、私たちも積み上げていこうと選手は日々努力した。レベルアップをしているけど、それ以上に世界の進化がある。選手たちは精一杯戦ってくれた。世界一のチームを追いかける重圧があった。闘志が前面に出るチームではなかったかもしれないけど、選手たちは心に炎を灯してくれた」と選手を労った。
また、エースの岩渕真奈は「内容どうこうより結果が全て。残念ですけど、やれることはやったと思う」とコメント。涙を目に浮かべながら「世界と勝負する、勝つという部分では、全員が貪欲に、上を目指してやることを求めないと勝てない。サッカーの発展していく上で代表は強くないといけない。各個人がこの悔しさを次につなげられるようにしていきたい」とも語った。
(THE ANSWER編集部)