韓国、17年WBCの屈辱を晴らすイスラエル撃破 母国紙「4年前の敗北の悪夢はなかった」
東京五輪は29日、野球の1次リーグが横浜スタジアムで行われ、韓国がイスラエルを延長10回タイブレークの末に6-5でサヨナラ勝ち。メダル獲得へ向け、白星発進となった。2017年のワールドベースボールクラシック(WBC)初戦で敗れた相手に雪辱を果たし、韓国紙「スポーツ東亜」は「4年前の敗北の悪夢はなかった」などと報じている。
4年前のWBC初戦で敗れていたイスラエルに延長サヨナラ勝ち
東京五輪は29日、野球の1次リーグが横浜スタジアムで行われ、韓国がイスラエルを延長10回タイブレークの末に6-5でサヨナラ勝ち。メダル獲得へ向け、白星発進となった。2017年のワールドベースボールクラシック(WBC)初戦で敗れた相手に雪辱を果たし、韓国紙「スポーツ東亜」は「4年前の敗北の悪夢はなかった」などと報じている。
両軍6発のホームラン合戦を制した。韓国は2点を追う4回に7番オ・ジファンの2ランで追いついた。再び2点をリードされた7回も2番イ・ジョンフ、3番キム・ヒョンスの連続弾などで逆転。9回に元阪神のオ・スンファンが1死から同点弾を被弾したが、タイブレークとなった延長10回を無失点で切り抜けると、その裏に押し出し死球でサヨナラ勝ちを飾った。
記事は「約束の10回! 4年前の悪夢はない…韓国、イスラエルを下して初勝利」と見出しを打って特集。2017年WBCは同じ初戦、延長10回に1-2で敗れた相手。「4年前のWBC第1戦の敗北の悪夢はなかった」と言及した。
韓国の国際試合は8回に逆転など試合が動くことが多く、「約束の8回」と表現されることがある。記事ではそれを踏まえて「“約束の時間”は7回から10回に少し遅れた」とし、一度は逆転しながら延長の末に勝利した試合を表現。無死一、二塁から始まるタイブレークを抑えたオ・スンファンについて「ベテランの真価を発揮し、サヨナラ勝ちの礎を築いた」と称賛した。
(THE ANSWER編集部)