素根輝が涙の金メダル! 難敵攻め続け反則勝ち「感謝でいっぱい」「先に攻めようと」
東京五輪は30日、柔道女子78キロ超級決勝が行われ、素根輝(パーク24)がイダリス・オルティス(キューバ)に延長の末に反則勝ち。3大会連続でメダルを獲得している強敵を下し、五輪初出場で金メダルを獲得した。この階級では、日本勢としては4大会ぶりの金メダル。インタビューでは涙を流し「先に攻めようと思って、絶対に負けない気持ちで臨みました」と振り返った。
東京五輪・柔道女子78キロ超級
東京五輪は30日、柔道女子78キロ超級決勝が行われ、素根輝(パーク24)がイダリス・オルティス(キューバ)に延長の末に反則勝ち。3大会連続でメダルを獲得している強敵を下し、五輪初出場で金メダルを獲得した。この階級では、日本勢としては4大会ぶりの金メダル。インタビューでは涙を流し「先に攻めようと思って、絶対に負けない気持ちで臨みました」と振り返った。
試合は本戦4分間で決着はつかず。延長3分目前のところでオルティスに2つ目の指導が入る。素根は攻めの姿勢を貫き、相手は技が出ない。延長5分になろうかというところで、オルティスに3つ目の指導が入り、反則勝ちで金メダルとなった。
試合後、テレビインタビューに臨んだ素根。涙で声を震わせながら「コロナ禍の中で、オリンピックが開催されて感謝の気持ちでいっぱいです」とまずは感謝を口にした。
この階級では04年アテネ大会の塚田真希以来、4大会ぶりの金メダル。決勝は強敵相手に攻め続けた。「先に攻めようと思って、絶対に負けない気持ちで臨みました」「この大会のために練習を頑張ってきた。それがこの大会で出せてよかったです」と感無量の様子だった。
(THE ANSWER編集部)