錦織に完勝 世界1位ジョコビッチ「ベストパフォーマンス」「非常にいい相手だった」
東京五輪は29日、テニスの男子シングルス準々決勝が行われ、世界ランク69位の錦織圭(日清食品)が同1位のノバク・ジョコビッチに2-6、0-6でストレート負け。4強入りを逃した。ジョコビッチは試合後、「彼(錦織)が持っているすべてのものに対応したという感じだった」などと語っている。AP通信が報じている。
東京五輪男子シングルス準々決勝
東京五輪は29日、テニスの男子シングルス準々決勝が行われ、世界ランク69位の錦織圭(日清食品)が同1位のノバク・ジョコビッチに2-6、0-6でストレート負け。4強入りを逃した。ジョコビッチは試合後、「彼(錦織)が持っているすべてのものに対応したという感じだった」などと語っている。AP通信が報じている。
錦織に対しては15連勝中だったジョコビッチ。この日も第1セットを先取すると、第2セットは1ゲームも落とさず。4大大会と五輪を同一年にすべて優勝する「年間ゴールデンスラム」がかかる中、世界1位の貫禄を見せつけた。
AP通信は「ジョコビッチがニシコリを支配。東京の準決勝に進む」との見出しで記事を掲載。ジョコビッチのコメントを伝えている。
ジョコビッチは「ベストパフォーマンス」だったとこの試合を振り返り、「試合が簡単になっているということは決してないが、私のテニスのレベルが段々良くなっている」とも語っている。
錦織については「非常に良い相手だった」「彼が持っているすべてのものに対応したという感じだった」と言及。この日は午後6時過ぎからの試合で「5時以降に戦うということは本当に違ってくる」「まだ湿気を感じるし、汗をたくさんかくよ。だけど暑さは感じないし、太陽の光と湿度が混ざったものも無かったしね」とも語っている。
(THE ANSWER編集部)