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瀬戸大也「いい泳ぎがしたかった。残念」 個人種目終戦危機で16位ギリギリ予選通過

東京五輪競泳男子200メートル個人メドレー予選が28日、東京アクアティクスセンターで行われ、瀬戸大也が1分58秒15の組5着の全体16位、萩野公介は1分57秒39で組4着の全体5位で準決勝進出を決めた。

男子200メートル個人メドレー予選、全体16位で予選通過した瀬戸大也【写真:Getty Images】
男子200メートル個人メドレー予選、全体16位で予選通過した瀬戸大也【写真:Getty Images】

東京五輪競泳男子200メートル個人メドレー予選

 東京五輪競泳男子200メートル個人メドレー予選が28日、東京アクアティクスセンターで行われ、瀬戸大也が1分58秒15の組5着の全体16位、萩野公介は1分57秒39で組4着の全体5位で準決勝進出を決めた。

 瀬戸は序盤からレースを引っ張ることはできず、徐々に引き離されていく展開。最後は予選通過が微妙な組5着で終えたが、直後の最終6組の結果により準決勝進出が決まった。テレビインタビューでは「最後はレースを楽しんで、本当に応援してくださる方々に結果で恩返ししたいというのがあったけど、そういうのは一回置いといて『しっかりとまずは自分が納得できるレースを』と思っていた」とコメントし、こう続けた。

「周りからも自分が『あまり楽しんでいる感じではない』とコーチ陣にも言ってくださった。自分自身も五輪で本当にレースを楽しんで、勝負を楽しみたいというところでこの予選を泳ぎました。前半もしっかり行って、後半もどんどん伸びていく泳ぎをしたかったけど、なかなかうまく泳げていなかったので、このタイムだと落ちてしまうかなと思っていた。本当に自分がもうちょっといい泳ぎがしたかったけど、ちょっと残念です」

 今大会3種目に出場した瀬戸は、本命だった400メートル個人メドレーで予選敗退。200メートルバタフライは準決勝全体11位に沈んで決勝に残れなかった。2019年世界選手権は個人メドレー2冠と200メートルバタフライで銀メダル。今大会は金メダルを期待されたが、結果を残せずにいた。

 男子200メートル個人メドレーは準決勝が29日、決勝が30日に行われる。

(THE ANSWER編集部)

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