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大野将平、五輪2大会連続金メダル! 9分26秒死闘制し、連覇は男子史上4人目快挙

東京五輪は26日、柔道男子73キロ級の決勝が日本武道館で行われ、大野将平(旭化成)がラシャ・シャフダトゥアシビリ(ジョージア)に勝利。2016年リオデジャネイロ五輪に続く、2連覇を成し遂げた。五輪2連覇は斉藤仁、野村忠宏(3連覇)、内柴正人に続き、男子史上4人目の快挙。

2連覇を成し遂げた大野将平【写真:Getty Images】
2連覇を成し遂げた大野将平【写真:Getty Images】

柔道男子73キロ級決勝

 東京五輪は26日、柔道男子73キロ級の決勝が日本武道館で行われ、大野将平(旭化成)がラシャ・シャフダトゥアシビリ(ジョージア)に勝利。2016年リオデジャネイロ五輪に続く、2連覇を成し遂げた。五輪2連覇は斉藤仁、野村忠宏(3連覇)、内柴正人に続き、男子史上4人目の快挙。

 日本のエースが2大会連続で頂点に上り詰めた。シャフダトゥアシビリとの決勝はゴールデンスコア方式の延長に突入。両者死力を尽くした延長5分26秒、大野が技ありを奪い死闘に決着をつけた。

 29歳の大野は山口県生まれ。中学で上京し柔道私塾「講道学舎」に入門。天理大で頭角を現し、4年時には世界選手権初優勝。16年のリオ五輪で日本男子柔道に2大会ぶりの金メダルをもたらした。19年8月の世界柔道選手権では6試合オール一本勝ちで、3度目の優勝。今年3月のグランドスラム・タシケント大会を左脚の怪我で回避。今大会は20年2月のグランドスラム・デュッセルドルフ大会以来、約1年半ぶりの実戦だった。

 今大会の全階級の中で、唯一2連覇の資格を持っていた。世界的にも強豪が揃う階級で絶対王者が強さを見せつけた。

(THE ANSWER編集部)

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