「日本の芸術を見せるプレゼント」 五輪ボランティアが作る「小さな贈り物」に米脚光
連日熱戦が繰り広げられている東京五輪。海外メディアは大会を支えるボランティアに脚光。メディアセンターの片隅に、折り紙をプレゼントするコーナーが設けられていることを伝えている。
メディアセンターでボランティアが作る折り紙が話題に
連日熱戦が繰り広げられている東京五輪。海外メディアは大会を支えるボランティアに脚光。メディアセンターの片隅に、折り紙をプレゼントするコーナーが設けられていることを伝えている。
米公共ラジオ局「NPR」は「オリンピック折り紙:東京のボランティアが訪問者を迎え入れる」と題した記事を掲載。メディアセンターのボランティアが設けた“折り紙コーナー”に注目している。
「新型コロナ対策により、ジャーナリストがホスト国の大部分から閉ざされている中、日本人の若いボランティアが自国の芸術を見せる小さなプレゼントを提供している」
手書きで「TAKE FREE(無料)」と記された折り紙コーナーには、様々な色の花、寿司、小さな箱の形をした折り紙が置かれているという。作っているのはメディアセンターのデスクで働く女性たちと紹介し、このようにレポートした。
「メディアがこれほどまでにホスト国によって壁で囲まれたオリンピックは今までなかった」「現状、新型コロナ感染者の増加もあり、大会の興奮度は日本であまり高まっていないが、このグループは最善を尽くしている」
公式ツイッターでは折り紙の実物も公開。また、折り紙コーナーでは日本語を一言ずつ紹介しているといい、AFPのサラ・フセイン記者は自身のツイッターに「Today’s Japanese! おいしい」などと書かれたボードが折り紙とともに置かれた写真を公開している。
(THE ANSWER編集部)