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東京五輪の聖火、「夢の大橋」の聖火台へ 観覧自粛呼びかけで見学者はまばら

東京2020の聖火が灯された聖火台が24日、東京・有明の「夢の大橋」(東側)にお目見えした。観覧自粛が呼びかけられているため、見学者は少なめ。気温30度を超す暑さの中、人々はソーシャルディスタンスを取りながら、記念撮影していた。

「夢の大橋」に登場した聖火台【写真:編集部】
「夢の大橋」に登場した聖火台【写真:編集部】

燃料には五輪史上初めて液体水素を使用、環境に配慮

 東京2020の聖火が灯された聖火台が24日、東京・有明の「夢の大橋」(東側)にお目見えした。観覧自粛が呼びかけられているため、見学者は少なめ。気温30度を超す暑さの中、人々はソーシャルディスタンスを取りながら、記念撮影していた。

 聖火台はイタリアの「デザイナー・オブ・ザ・イヤー」を史上最年少で受賞した世界的なデザイナー、建築家の佐藤オオキ氏によるもの。太陽をモチーフにしており、球体を覆う金属の表面が花のように開いており、生命力や希望といった意味が込められている。大きさは式典用聖火台の約3分の1で、直径約1.2メートル×高さ約0.9メートル、重さ約200キロ。

 燃料には五輪史上初めて、液体水素が用いられた。水素は燃焼の際に、温室効果ガスである二酸化炭素を排出しないクリーンなエネルギー。水素は燃焼時、無色透明であるため、炭酸ナトリウムで着色されている。聖火は23日夜、国立競技場での開会式で最終聖火ランナーを務めた女子テニス選手の大坂なおみにより聖火台に点火された後、ランタンに移され、同所に灯された。

 聖火は8月8日までのオリンピック期間、8月25日から9月5日までのパラリンピック期間、24時間灯される。最寄り駅はりんかい線「国際展示場」。徒歩7、8分で、制限エリアの外から撮影できる。近辺は木陰がないため、日中はコロナ対策だけではなく、熱中症対策も必要だ。

(THE ANSWER編集部)

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